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推しメ(推しメダカ)の話

家には恐らく200匹以上はメダカがいると思われます。60ℓ〜40ℓの容器の中のメダカはあんまり厳密に数えていないので、正確な数は把握していませんし、する必要も感じていません。メダカが元気で過ごしているならば良いんです。

飼育している全てのメダカに愛情を注いで飼育していますが、どうしてもその愛情は偏ってしまうもので、気になるメダカ達はその他のメダカ達よりも様子が気になったりして、必要以上に愛ででしまうものです。そんな推しメ(推しメダカ)のお話です。


推しメ① 種親にしているメダカ

種親にしているメダカは僕が増やしたいと思っているメダカです。当然お気に入りの推しメです。

現在の種親 猛暑で産卵していません
・墨碧眼(すみへきがん)
・豆紅エボリューション(ビーンズレッド)
・ミッドナイトフリル漆黒

1ペアもしくは1ペア+メス1の2〜3匹で16ℓほどの容器に入れて飼育しています。種親水槽は週2回水換えし、たまやメダカさんのパーフェクトビタミンというビタミン&ミネラル剤を毎日添加したいと思ってますが、結構忘れるのでペース的には2日に1回位入れています。甘々のVIP待遇です。


推しメ② ビオトープのメダカ

種親を引退したメダカが余生を過ごしてもらうのはビオトープです。殆どの容器はベアタンク飼育ですけど、ビオトープは赤玉土や低床を敷いて、水生植物やエビなんかも入れて飼育しています。植物が入っているのでよく覗き込んで楽しんでいます。


推しメ③ 背曲がり君

通常の背曲がりは横見した時に分かりますが、この子は上見でも余裕でわかるくらい曲がっています。ここまでの奇形だとやはり成長は他のメダカより悪く、一回りも二回りも小さいです。 60ℓタライに30〜40匹くらいで飼育しているのですが、いつも餌が食べられているか気にしてよく見ています。


推しメ④ YGM3→YGM2

前々回の記事に書いたYGM3ですが、方向性の違いから一人がメンバーを脱退してしまいました。現在はYGM2としてコンビで頑張っています。種親と同じサイズの水槽で種親達同様にパーフェクトビタミンを添加しています。毎日1番に生存確認をする大切なメダカです。

病気やら調子が悪いメダカは他のメダカ以上に気にかけて様子を見てしまいます。


推しメ⑤ 黒ちゃん

メダカすくいで掬ってきた4匹の中に黒ちゃんがいました。

我が家には推しメ水槽というものがあります。「グラステリアメダカ・上見」と言うお気に入りの水槽に1匹だけメダカを入れて愛ででいます。種親以外で気になるメダカを代わる代わる飼育しています。(以前はペア飼育もしていたけど、狭くて喧嘩する事もあるので現在は1匹で飼育しています。)

現在この水槽に入居中の黒ちゃんは次男が夜店のメダカすくいで連れて帰ってきた子です。ミッドナイトフリル漆黒という品種です。2023年作出の品種なので、すでにメダカ屋さんで拝見した事もあるのですが、その時は特に何も思わなかったのに、黒ちゃんを初めて見た時には凄く格好良く思えて一目惚れしてしまいました。

見た目も良いんですけど、この子は愛嬌たっぷりなんです。餌くれと愛想を振り撒く姿も可愛いし、餌を食べる仕草も素敵です。ただの粉餌をあたかも生き餌を食べるかのように激しく喰らいつく感じで見ていて飽きないんです。そこから黒ちゃんは不動のセンターとして推しメ水槽の主になっています。何なら種親を超えて一番の推しであったりもします。

終いには黒ちゃんと同じ様なメダカも残したいと思ってミッドナイトフリル漆黒のペアを購入いたしました。メダカ沼恐るべし。

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