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食養生の基礎知識(症状別対策とケア)11

症状に合わせて薬膳、栄養学、生活習慣などを載せていきます。
今の症状と体質タイプを見て、症状の原因を見て調整して症状を緩和していきましょう。
今回は「二日酔い」です。飲み過ぎて次の日につらい時ありませんか?
少し気をつけるだけで症状が軽くなるかもしれません。

【二日酔い】
アルコールを飲み過ぎた時は「肝」や「脾」に負担がかかってしまいます。
負担を軽くするためにも「肝」を助ける食材であるシジミや牡蠣、「脾」を助けて余分な水分を取り除いてくれる緑豆もやしや海藻を摂るようにしましょう。
二日酔いを予防するために。少し食べてからお酒を飲んだり、水分をしっかりとるようにしましょう。


《共通セルフケア》

  • 水分をしっかりとる。

  • お酒の解毒を助けてくれる食材をとる。

(緑豆、オレンジ、ゆずなど)
(おつまみとしてたんぱく質やビタミンB1を含む卵焼き、刺身、野菜などが良いです。)

《水滞タイプ》
アルコールによって消化器官が弱ることで水分代謝がうまくいかなくなり、体に余分な水分が停滞してしまう。

症状
むくみ、体が重だるい・倦怠感、軟便・下痢しやすい、めまい・吐き気、アレルギーがあるなど

対策
「津液」の巡りをよくする
  ↓
体の余分な水分を取り除く食材
とうもろこし(特にヒゲ)、冬瓜、なす、もやし、レタス、すいか、小豆、大豆、黒豆、緑豆、アスパラガス、きゅうり、あさり、鴨肉、昆布、海藻類、ウーロン茶、プーアル茶、紅茶、ココア、コーヒー、緑茶など

⚠控えたい食材⚠
油っぽいもの、甘いもの、アルコール

宜しければサポートを宜しくお願い致します。全ての妊婦さんと赤ちゃんが健やかに過ごせますように。