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新しい仕事のミスマッチ(3)

(2)の続きです。

2020年に新しく始めた学校での事務・運営のお仕事。

これが合っておらず、入職1年弱で体調を崩してお休みをいただくことになってしまいました。

しばらく経って、何が合わなかったのか、自分に改善できる点はないか、振り返っています。

(1)ではまず、社風が自分と合っていなかったことを挙げました。

(2)では事務という職種が合っていなかったことを考えてみました。

今回は、自分の力ではどうしようもなかった不運の連続について書いてみます。

新人だらけの部門

私が入った部門は、正職員1名、契約職員1名(私)、パート2名で成り立っています。

入職した当初、なんとこの4名が全員、この部署1年目の新人でした!

どこのベンチャー企業でしょうか…

あまりにびっくりして、少し前にみんなが辞めてしまうような大問題でもあったのか?と正職員の方にそれとなく訪ねてみましたが、そうではない様子。

私の前任にあたる方は契約期間が満了する3ヶ月前に次の職場に移られ、パートさんは2人ともたまたまお家の都合等で辞められたそうです。

入職して目の当たりにしたのは、全く機能していないチーム。

どんなメンバーだったかというと…

・正職員さん:プロパーの頑張り屋さん。なんとかこの部門の仕事を覚えようと奮闘されている。当然すぐ人に仕事を回せるわけがなく、一人で仕事を抱え、派遣さんとパートさんを上手く使えていない

・派遣さんとパートAさん:英語圏での仕事や生活の経験があり、無駄な動きはしない鷹揚なタイプ。おしゃべり好き。仕事の指示を待つ間ヒマで、2人でおしゃべりしている

・パートBさん:アジア系外国人、日本で長年暮らしている大変な努力家で仕事が好き。自分で仕事を見つけて動いてみてはいるが、それが正職員さんの要望を満たしておらず、正職員さんのストレス源になっている

…今思えば、こんなところによく飛び込みました(笑)

正職員さんとの関係づくり

とにかく私は自分の仕事を覚えることと、正職員さんを楽にしたいという一心で仕事に取り組み始めました。

しかし、正職員さんは初めてやる仕事を新人に振らなければならず、指示が間違っていたり抜けていることがしばしばありました。

私はせっかく言われた通りやったのに!とストレスを感じ、だんだん正職員さんの指示を聞くのが億劫になってきました。

正職員さんはいつも謝ってばかりで、謝らせるののはとても辛かったです。

頑張りすぎる人なので、できれば力を抜いてたまには早く帰宅してリフレッシュしてほしかったのですが、なかなか早く帰してあげることができないのももどかしかったです。

ただ、今振り返ってみると、この方は独身で、特に早く帰る理由はありません。

ご自身では気がついていないけれども、仕事が大好きなんだろうと思います。

正職員として、契約さんやパートさんを楽にしてあげたいという思いがあってもおかしくありません。

いつも長く残ってサポートしてくれることに対してもっとお礼を言いつつ甘えればよかったのかなぁと考えています。

次はもう一つの避けられなかった不運、コロナによる影響について考えていきます。



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