見出し画像

モノにかける言葉

久しぶりにカメラを持って外に出た。歩くのは家の近所だけど、カメラを持つと少し気持ちが違う。必要に迫られて撮るわけではないけれど、何か撮りたいものを探さなくてはならない気がしてしまうのは貧乏性の一種かもしれない。

ツツジは満開の季節を終えて、散った花びらが路面に落ちている。光の当たり方と散らばり方がいいなと思って撮ってみた一枚。

この写真に「おつかれさま」とコメントをつけて、ツイッターに投稿しようとしたのだけど、コメントが違うかなとも思ったのでやめた。通りすがりの私にとっては、「咲き始めから満開まで通る人の目を楽しませてくれてありがとう。そして、おつかれさま。」とこの花びらたちに声をかけてあげたいと思った。でも、この道の所有者や管理者にとっては、「ぐちゃぐちゃになる前に掃除しなきゃ。ちょっと待っててね。」かもしれない。

そもそも何とも思わない人が大多数な気がする。
私は、ちょっと気になると誰にも頼まれていないことを考え始めてしまうので、頭の中がどうでもいい話であふれてしまいがち。

そんなわけで、暇をもて余すことはない毎日を過ごしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?