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バリアフリーとは

バリアフリーについて考えてみる。仕事中のできごとがきっかけ。

言葉の意味。ウィキペディアより。

バリアフリー(英語: Barrier free)とは、対象者である障害者を含む高齢者等が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた事物および状態を指す用語である。

ハンディギャップを持つ人も持たない人も同じスタートラインに立てること。このことに異議は全くない。

しかし、同じスタートラインに立ったとしても、ゴールにたどり着くまでの時間は変わってくる。
単純に100mを歩くだけでも、一人で歩ける人と比べて、杖をついた高齢者のほうが時間がかかる。

そう考えると、機会の平等があっても、結果の平等は得られない場合もある。これはアリなのか?

完璧なバリアフリー環境になったとして、全ての人が結果に対して納得できるのだろうか。

どこまでが与えられた平等で、どこからが個人の責任だったら納得できるのだろうか。

弱いのだから大切にされたいと思う気持ちと弱いことが気にならない社会になってほしいという気持ち、どちらを持っている人が多いのだろう。

考えれば考えるほど疑問が増える。

自分が高齢者や障害者になったとしたら、この人なら助けてあげたいと思ってもらえる人間性や日頃の行いをできる人でありたいと思う。このことだけは忘れないでいたい。

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