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宇宙ステーションに見る世界の歴史

こんにちは!
前田です。

私は幼少の頃から科学好きの子供で、特に宇宙に関する興味はたくさんありました。
その影響からか、大人になった今でも、宇宙に関するニュースを見たりする習慣があります。

一口に宇宙といっても、いろんな側面があります。
いまでは誰もがスマホをもち、GPSでもどこでもいけるようになったのは、低軌道にたくさんの人工衛星が飛ぶようになったからです。
こういった商業的な側面もあれば、数年前に「はやぶさ」で話題になったような、知的好奇心の最先端を追求するような、科学的な側面まで、多岐にわたります。

その中で今日は、少し商業的な側面の話題として、「宇宙ステーション」を取り上げてみたいと思います。

私の偏った知識で恐縮ですが、宇宙開拓は最初、アメリカとソ連の代理戦争場所だったと言われています。
第二次世界大戦を経て、直接的な戦争をすることによる大きなデメリットを経験した大国は、「情報戦で優位にたつことで、戦争をするまでもなく優位いに立つ」という戦いへとシフトしていきました。

そして古来より、より高い場所をとった方が、相手よりも情報優位に立つことができるというのが、シンプルかつ強力な兵法。
その結果人類は、どんどん高みへと目指していき、ついに宇宙進出を果たしたのです。
初めての人工衛星や、有人宇宙飛行の栄冠は、ソ連が掴みました。
ソ連に大きくリードされ焦ったアメリカは、「アポロ計画」を立ち上げ、なんと月にまで人類を届けてしまったのです。

代理戦争という負の側面はあったにしろ、切磋琢磨する相手がいると、こんなにも人類は加速度的に成長していくという良い事例でしょう。

そして、巨額の費用がかかる宇宙開発費を捻出できなくなったソ連がだんだんと衰退していき、アメリカ VS 諸外国となったのが、現在の宇宙産業の大まかな構図です。

宇宙ステーションは、そんな世界の宇宙産業・政策が実によく反映された施設であると言えるでしょう。

ご紹介した記事でも、アメリカの宇宙産業をベースに、宇宙ステーションについての意見が書かれていて、非常に興味深いです。

私の青春時代とともにあった宇宙ステーションが退任していまうことは、寂しくもありますが、終わりは新しい始まりと言います。
きっとまた、宇宙は少年少女達にとって、夢を抱かせるような場所へとなっていくでしょう。

私も、次の世代により多くの希望を残していく自分となるよう、すべきことに邁進していきます。

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