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いのちの食べ方という映画を見た
なんとなく1度見たことがある気がしたけど
台詞も説明も字幕もない映画だったけど
ものすごい伝わってきた
制作側が何を伝えたかったか正確なところはわからないけど
受けとるものがたくさんあり
なんなら受けとめきれなかった

ただ肉を食べないとか無農薬の野菜を選ぶ
というのだけでは解決するわけではない
今の、今までの仕組みがありありと伝わってくる感じ
鶏豚牛がかわいそうとか残酷だとか
そうなんだけどそういうことだけではなくて

これを見て
だからこうしていつでもお肉が買えて
g100~300円とかで買えて
ファーストフードやペットフードとかこれだけ出回っていて
と、説明したり理解できてしまう自分の思考や知識、認識に恐ろしさを感じるというか
そこに気づいてそこから見直さないと
もうこのここまできてしまった世界はどうにもできないんじゃないかって

物質的な物がすべてある状態のなかで生きてきた私たちが
それらが産まれるところ産み出されるところ産まれる前の道のりなどを知らないのは仕方ないこととも言えるけど
それを言い訳にするんじゃなくて
そこから始めるしかない

ある意味自分にも他人のことも世の中にも
すべてに蓋をして生きれる仕組みのなかで暮らしを成り立たせてきたけど

もう無理して蓋をするのはやめて
外しちゃえばいいのかなと

昔は各家で鶏や牛などを飼っていてそれを絞めて肉を手に入れて食べていて
それは肉だけではなく野菜やお米などの農作物も一緒で

それが集約されることで
清潔面でも経済面でも時間面でも改善されたんだろうけど
それは見えない見れなくなったこともたくさんあって
=触れない感じられない

肉を食べることも野菜を食べることも
その肉や野菜、その栄養を人間が取り込むことは結果でしかなく
ほんとに味わうべきはそれまでのことで
それとかけはなれた暮らしだから
こういう社会になっているんだなーと

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