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運動する時間を変えれば、体内時計を動かせる?

こんにちわ。今日からnoteを始めてみました。

最初の投稿は「体内時計」からいこうとおもいます。ズバリ、「運動する時間で体内時計を早めたり、遅くしたりできるのでは?」という話です。

今日は、アリゾナ州立大学のショーン・ヤングシュタット博士らの研究を紹介します。

https://physoc.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1113/JP276943

この研究では、同年代よりも比較的体力のある若者(18〜30歳)と高齢者(59〜75歳)の99名の被験者を対象に、1日のうち、異なる時間帯にややきつめの運動(トレッドミルでの早歩き)を1時間行ってもらい、体内時計にどのような影響が出るかを調べました。

その結果、年齢に関わらず、朝7時または午後1〜4時に運動すると、1時間体内時計が早まり、夜7〜10時に運動すると、1時間体内時計が遅くなる効果があることがわかりました。

体内時計は、朝に「日光」を浴びることでリセットされますが、実は午後の光でも体内時計を早めることがわかっています。
また、運動する時間帯によって、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が前後することが先の研究で報告されています。
メラトニンの分泌が早くなることで、眠気を早く感じ、メラトニン分泌が遅くなることで眠くなるのも遅くなるのでしょう。

もし、明日いつもより早く起きたいなら、朝7時あるいは午後1〜4時に運動すれば、早く寝れるそうです。逆に夜更かししたい時は、夜7〜10時に運動してみましょう。

これは、時差ボケを軽くするためにも使えるので、西向きなら夜に、東向きの移動なら午後早い時間に運動するといいでしょう。

まとめ
・体内時計を早めたい→朝7時or午後1〜4時
・体内時計を遅くしたい→午後7〜10時

運動はややきつめの早歩きを60分目安にやりましょう!!

以上!



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