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10/1と「傷を愛せるか」雑感

やっと読み終わった。
読み始めたときのつぶやきを見返したら、約1ヶ月前だった。
基本的にまとまった時間を取らずに隙間時間で読んでいたこともあるけど、ずっと本を読み続けられなかったことも大きい。
本を読み続けられる体力を取り戻したい。

感想としては、「トラウマ」と同じノリで読み始めたら、当たり前だが学術的文章ではなくエッセイ集なので少し読みづらかった。
基本的には日記的な内容で、日々起きたことに対して淡々と作者の思いが述べられている内容だった。
正直言うと、「トラウマ」ほど胸に刺さる、救いとなるような内容ではなかった。
でも、国語の教科書に載っているような評論文に比べると、圧倒的に読みやすいとは思った。
最終章「傷のある風景」に含まれているベトナム戦没者記念碑の内容は、個人的に興味を惹かれた。
私は戦争において絶対的な正義の側はないと、日頃から世界情勢のニュースを見ながら感じていて、この最終章では、米国の、他国への介入や世界の戦争の立役者となってきた歴史を正当化する風潮を指摘していたからだ。
全体的に、感覚的にわかりやすい表現が用いられていて、変に抽象的ではない文章だと感じた。


今日はバイト先で初めての勤務日だった。
研修を行っていた勤務地とは違う場所での勤務だったが、場所がわかりにくくて迷子になって遅刻したことを除けば、特にトラブルもなく終わった。
今年度末までは続けることが目標。

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