見出し画像

メルボルンに「住んで」みています

今、オーストラリアのメルボルンでこれを書いています。airbnbで一軒家を借りて、家族でメルボルンに住んでいます。

なぜ、そんなことをしているのか?を紹介させてください。

一言で言えば(あまり聞かなくなった)「ワーケーション」です。気がつくと、日々の仕事は80%近くがPCとデスクがあれば完結します。企画したり、企画書を作成したり、ZOOM会議をしたりと。

前提として、弊社では全員出社を基本にし、顔を合わせてのコミュニケーションを重視しています。また、残り20%の仕事は撮影や編集など、スタッフやクライアントさんと頭を突き合わせての議論を大事にしています。その上で、ちょっとだけわがままをさせてもらい、夏の1ヶ月間限定でメルボルンでのワーケーション生活をさせてもらうことになりました。

こんな家に住んでいます

理由の1つには我が家の原体験があります。2017年、突然、留学を思い立った自分は、家族を連れて急遽渡英。家族でイギリスのリーズで1年強を過ごしました。自分は、大学院生として仕事を離れ学業に専念するというそれまでの生活とはまったく違う強烈な体験をしたけれど、家族それぞれにも刺激があったようです。観光地を巡る旅よりも、そこに根を張り暮らしてみることが性に合っているようです。コロナ禍の反動もあり、家族みんなが自然と欲した海外生活でした。

オーストラリアなら、日本からは南北に遠く離れているだけで東西の距離はなく時差はたったの1時間。ワーケーションには最適です。さらに、メルボルンはECONOMIST誌で「世界でいちばん暮らしやすい都市」に2度も選ばれた都市ということで、今回は1歳児もいることだし、どんなに暮らしやすいのかを体感してみたいと思い選びました。

到着してまだ1週間も経っていないのに、すっかり街に受け入れられ落ち着いた毎日を送っている時点で「暮らしやすい」と言えると思う反面、ロンドン、リーズ、アムステルダム、ダブリン、東京、その他、いろいろな街で「もっと良い」を体験してきたのも事実です。まだ、結論づけるのは早いけれど、今のところ「全体的にそこそこ良い」のと「ダイバーシティへの寛容さ」が、世界一暮らしやすい都市の謂れなのかなと感じています。

子どもたちの通う学校

ところで、今回の滞在のハイライトの1つが子どもたちの現地校への通学です。冷静に考えると英会話学校に通うような年齢の人たちならまだしも、短期でやってくる小学生を預かるなんてシチュエーションは滅多に起きないこともあり、実現はむずかしいかなとも思ったのですが、妻が現地の学校や州の教育委員会と日夜メールでの相談を重ねた結果、なんと3週間という短い期間にも関わらず、通学を受け入れてくれる現地の公立小学校と出会うことができました。しかも、家から徒歩で数分というベストロケーション。(現地校への短期入学に関して、ネットを調べても情報はほとんど見つからなかったので、詳細知りたい方はご連絡ください)

出国前に申し込み、空港に到着したその足で制服を業者からピックアップ。登校初日から、わずかに緊張は漂わせながらも「たのしみ!」と意気揚々と通う姿は誇らしかったです。せっかくの夏休み期間なのにまたもや学校に通わされているという事実には気が付かず、アクティビティとしてエンジョイしてくれているようです。溶け込み力や飛び込む勇気には感嘆する反面、自分たちの子どもの頃にもこんな体験したかったなと羨ましさも半分。残り2週間半、どうなることやら。

小学校で面白いなと思ったのが、クラス分けが1/2年、3/4年、5/6年と6つではなく3つの学年に分かれていること。別に人数が少ないが故の回避策という訳でもないようで、各4クラスずつあります。2年分の幅のクラスメイトといっしょに学ぶようです。と言うことは2度同じことを学ぶのか?など詳細は不明ですが。

州でいちばんのBreweryのtaproom

こじんまりした個店のかわいいカフェが至るところにありコーヒー文化が強い印象ですが、楽しみにしていたクラフトビールの盛り上がりはそれなりという感じ。やはりオーストラリアと言えばワインの方がメジャーな様子です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?