2024.07.22 相場展望
相場全貌
先週の相場はまちまちの展開
週明けはトランプ相場で大きく上げていたが、週中にトップを付けて反落
週末には反転下落となった状態でほとんどの市場はクローズしている
民主党の大統領候補がバイデン氏以外になる可能性から、不透明感を嫌う市場参加者らが資金を引き揚げたのが原因かもしれないが明確な理由がなく、金曜日にサイバーセキュリティ―社のウィルスソフトを導入している世界中のWINDOWSがシステム障害となったことも売りにつながったのかもしれない
上記に関しては、その割には思ったほどリスクオフで動いていないため、この週末に新たな不具合が出ない限り影響は限定的と考えている。
為替に関しても、この一週間では円が最も強く、これまでの売られていたポジションの巻き返しと思われるフローかと考えられる
ビットコインに関しては、次期大統領がトランプ氏なることの予想から大きく値を上げ10,000,000円台を回復して上昇トレンドに回帰か
7月に入り全体的に弱い値動きとなっており、FOMCをひかえているものの、このまま夏枯れ相場へ突入しそうなイメージを持っているが、バイデン氏の大統領選撤退報道が速報で入ってきたため、市場オープンから荒れる動きとなりそう
ドルインデックス
日足でネックラインを割れたものの反発
このまま104.50を上抜ければダマシとなり反転上昇になる可能性が高い
通貨強弱
○短期
前営業日
1週間
○日足
2024.07.22
円>ポンド>スイス>ユーロ> ドル>オージー>カナダ>キウイ
IMMポジション
ドル円は介入で大きく減少したものの引き続き売りポジションが大きいため、まだまだ下げ余地ありと判断
相場分析
USDJPY
日足レベルで意識されている157円台後半での攻防
このでレジサポ転換して再度下落する様なら155円ちょうどを目指す展開
4時間足はすでに下向きに推移しており、日足も水平から下向きに転換したところなので、ここから下落を加速させる可能性も高い状態
IMMポジションの整理も始まっている模様なので、もう一度大きな下落を期待したいところ
ただ、大きく下げたところでは買いたい筋も多く、中期的にみると下げたところは買場となるため、この下落トレンドが明確に終了した際にはロングを狙いたい
水準は決められないが、155円を割り込むようだと152円ちょうどの強いレジサポラインは意識されるところなので、まずはそこまでの下落を狙って短期ショート
そのあと反転する様なら、ドテンロングがメインシナリオとなる
EURUSD
日足レベルの前回高値である1.0916をブレイクしたものの続かず、1.0950手前で反落し1.0880まで下げてクローズとなっている
この上下をダマシととらえるとここから反転下落の可能性が高い形状に
短期トレンドラインを抜けており、反転下落の可能性が高い形状に
ショートするなら1.0875のブレイク狙い
ターゲットはとりあえず半値押しの1.0800で日足のMAも受けてくるところ
これだと近すぎるため、ショートトレードは無理してせずに下げたところからの反転ロングがメインシナリオ
その場合のターゲットは1.1000
日足のMAでサポートされずに下抜ければ安値の1.0660までの下落を見込みたい
AUDUSD
オージードルは0.6800でトップを付けて反落し、以前のレンジ上限である0.6700近辺まで下落
ここでサポートされることを前提に打診ロングポジションを構築
支えられると考えていた上昇トレンドラインを割り込み下落リスクが点灯
半値戻しとなる0.6690を明確に割り込むようならいったんカットして様子見
ここでサポートされ、4HMAを再度上に抜けてくるようならロングを追加したい
USDCHF
日足の前回安値である0.8825でサポートされて反発し0.8900まで上昇
現水準は非常に強いラインのため、ここでレジストされれば売り増しておきたい
タ―ゲットは0.8700で損切りは0.8900越え
4HMAを明確に上抜けずに再度下落に転じるようならショート追加
抜けてくるようならいったんカット
保有ポジション
【短期保有ポジション】
2024.07.03 USDCHF 売り @0.9015 stop:0.9005 limit:0.8730
2024.07.18 AUDUSD 買い @0.6710 stop:0.6640 limit:0.6795
2024.07.19 EURCHF 売り @0.9660 stop:0.9780 limit:0.9505
【中長期ポジション】
2024.03.18 日経平均 買い @39,300 stop:36,500
※エントリー根拠
(EURCHF)
日足でb波をカウントしc波狙いのショート
4時間足でカウンタートレンドラインをブレイクし、日足のMA を下抜けたところでエントリー
4時間足MAがレジストしてくれれば、下げ余地あり
ターゲットは近い方は直近安値の0.9500
伸びれば週足レベルの安値0.9300
監視通貨ペア
(USDJPY/EURUSD)
上記参照
(GBPJPY・CADJPY他クロス円全般)
クロス円全般によく似た形状で、トップを付けてから反転の可能性
これまでの上昇が大きかったので、調整だったとしても値幅は大きくなるので狙いたい
ポンド円は直近のトレンドラインを右に抜けて下落
日足と4HのMAがデッドクロスし、価格も下抜けているため下げトレンド転換の可能性
短期足でも204.00出レジサポ転換しているのでショート構築したいところ
日足のMAが上向きなのがネックか
カナダ円は日足レベルのトレンドラインも割り込んでおり下落幅が大きくなっている
日足のMAも水平から下向きに変化しておりトレンド転換の可能性が高い
短期足は115.00でレジサポ転換しているため、ショート構築したいところ
ターゲットは以前のレジサポである111円台
(AUDNZD)
以前の高値である1.1050を抜けてブレイクしたものの、1.1150で上ヒゲを付けて下落
再度1.1050まで下落したがこのラインでサポートされレジサポ転換か
このまま4HMAを上抜けるようならロング
1.1050を下抜けるようなら下落で長期レンジに逆戻り
相場観からは上方向に伸びるのではと考えており、その場合は週足の前回高値である1.1500がターゲットとなる
(GBPCHF)
日足では週足レベルのレジスタンスである1.1680でレジストされてダブルトップを形成しようかというところ
超長期足のトレンドラインで反応している様にも見えるためショート狙い
短期足ではカウンタートレンドラインを右に抜けて下落
1.1465は以前のレジサポと日足のMAが重なるところで、ここでサポートされればいったんは様子見
下抜けてくるようなら戻りを売っていきたい
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