2024.05.10 相場展望

相場全貌

4月の初めから続いていた株価は下げ止まり5月に入って上昇基調に転じて下落幅の大半を回復
ただ、日経平均は米株価指数に比べ反発の勢いが弱く、半値戻しを達成してから上昇が止まっているのは少し気になるところ
最終的には上昇すると考えているが、年初からの上げ幅が大きかったため調整も必要か

為替は難しい相場が続いており、ドル円は介入後の半値戻しをほぼ達成
ここからは上昇の勢いも止まり、どちらかといえば調整が必要となってくるチャート形状

当面160.00は超えられず、158.00あたりが上値目途か
下は152.00までは下げやすいため、この幅のレンジと見ている
短期筋の円ショートの巻き返しもまだ終わっていないため、金利差による上昇より短期のポジション調整による下落の方が強くなる可能性が高いとみており、短期目線は下

ビットコインは変わらず10,000,000円手前手のレンジか

ドルインデックス

昨日は短期的な節目と日足のMAがレジストして下落
ただ、俯瞰では上昇トレンド継続
転換するかどうかはまだ早いが、106.50を越えれば継続
104.50を下抜ければ転換とみている

通貨強弱

○短期

前営業日
1週間

○日足

2024.05.10 
オージー>キウイ> ユーロ>スイス> ポンド>カナダ>ドル>円2024.05.09 
オージー>キウイ> ユーロ>スイス> ポンド>ドル>カナダ>円
2024.05.08 
オージー> キウイ> ユーロ>スイス>ポンド>円>ドル>カナダ
2024.05.07 
オージー> キウイ>スイス>ユーロ>ポンド>円>カナダ>ドル
2024.05.06 
オージー>キウイ>円> スイス>ユーロ>ポンド>ドル>カナダ

IMMポジション

各通貨でドル買いに偏る
特に円、オージーは過去最高水準
スイス、カナダも積みあがっている

https://imm.gradefour.net/


相場分析

USDJPY

介入後の下げ幅の半値戻しを達成し4時間足では陰線が目立ってきた
156.00はレジスタンスとして機能しそうだが、158.00までの上昇は見ておきたい

ただ、チャートからこれ以上は難しそうでどちらかといえば目線は下
反転パターンも発生しつつあるので152.00を目途にショート狙いか

EURUSD

日足は下降チャネル内での推移となっているが、4時間足ではきれいな上昇トレンドが継続

チャネル上限に近づいているためそろそろ反転の可能性有り
1.0850あたりを目途に反転パターンが発生したらショートを狙いたい

チャネルをブレイクする様ならロング目線となるが、中銀の利下げはアメリカよりもユーロ圏の方が早く始まると考えると、ユーロ安に動く可能性が高いため中期目線は下で継続

GBPUSD

日足の下落トレンドは継続中
4時間足で1.2500を割れたところから反発の形となっているものの、1.2525あたりでのレジスタンスが壁となれば反転下落時にショートを狙いたい

戻り売り狙い継続

AUDUSD

0.65台後半のレジサポ帯で反発し上昇トレンドが継続
0.6650の高値を越えれば上昇に勢いがつきそう

逆に先日の安値である0.6560を明確に割り込めば反転下落の可能性有

どちらかに抜けるまでは様子見

保有ポジション

【短期保有ポジション】
2024.05.03 EURCHF ロング @0.9735 limit0.9950 stop0.9650
2024.05.06 CADCHF ショート @0.6610 limit:0.6500 stop:0.6700
2024.05.08 NZDUSD ロング @0.5990 limit:0.6070 stop:0.5935

【中長期ポジション】
2024.03.18 日経平均 買い @39,300 stop:36,500

監視通貨ペア

(USDCHF)

日足で前回高値に届かず反落
MAも割り込み土連弩ラインも割り込んできた

4時間足でもきれいにレジサポ転換しており、短期ショート狙い
0.9000を割れれば一気に走る可能性もある

(AUDNZD)

日足では以前のレジスタンス帯である1.0900-1.0950でサポートされればレジサポ転換となり上昇となる可能性が高い

押し目の目途は短期的な上昇トレンドの半値戻しとなる1.0943と61.8%の1.0921あたりに指値を置いてロング狙い

ただ、短期的には4時間足がレジストしており、日足とトレンドラインを割り込んでくるようだと反転の可能性が高くなるため要注意


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