値切らなかったので値引きしますはダメなのか
これまでいろんな仕事をしてきて、納得出来ないことがある。
納得出来なくても、仕事と思ってやり過ごしていれば良いのだが、それに反発すると上手くいかないことが多い。
流されていたほうが上手くいく。
しかし、何か気持ちがモヤモヤしてしまう。
例えば、何かを販売する時。
しつこく値引きを言ってくるお客様。
無理難題を言ってくるお客様。
しつこいし、面倒だし、利益なくてもいいからサービスして黙らせようとなる。
でも、何も言わずに買ってくれたお客様は、当たり前だがそのままの値段で購入する。
売る側としては、値切ってくるお客様のほうが手間隙かかっているので効率が悪い上に、さらに値引いて粗利が少なくなる。
すんなり買ってくれたお客様のほうは、時間もかからず、しっかりと利益がとれる。
これがどうも腑に落ちない。
本当の気持ちとしては
値引きがしつこく、無理難題を押し付け、時間もかかり、ストレスも受けているので、その分値上げさせていただきます。
と言いたい。
逆に、すんなり買ってくれたお客様には
値切ろうとせずスムーズに購入していただいたので時間も短縮され、私も気持ち良く販売出来きましたので、その分を値引きさせていただきます。
と言いたい。
値切る客が悪いように言ってますが、本当のところは売る側が悪い。
何も言わない客から利益を取ろうと思っているからです。
少々高めに設定して、何も言われなければラッキーということ。
もっと言えば、値切られたり余計な経費がかかった時のために高めに設定しておくまであります。
そうなると、買う側は損をしたくはないので、値切るというか交渉してみたくなるのは当たり前の行為です。
言ったもん勝ち
言わなきゃ損
というけど、
言わないほうが勝ち
言わないほうが得
となるには、まず売る側に誠意がないといけない。
販売だけに限らず、言ったもん勝ち的なことはいろんな所で目にするし、体験する。
言うか言わないかより、
言えない
人も多くいて、言えない人が損をしてしまうことに理不尽さを感じます。
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