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私が36歳から、デザイナーになった理由

初めまして、ロゴデザイナーの木下です。
1984年に大阪で生まれ、現在は兵庫県で暮らしています。
私の人生は2021年に大きな転換点を迎えました。
その年の3月、勤めていた会社を辞め、自分自身と向き合う時間を持つことにしました。
これが、私にとって「新たな人生の始まり」となりました。



自分の大切にしてることって、なんだったっけ?

退職後、私は何をしていきたいのか、どのような人生を送りたいのかと考えました。
まずは「感謝すること」「旅行が好き」「美術館が好き」など、80個の大切にしていることや好きなことをリストアップし、それを徐々に絞り込んでいきました。

最終的に「家族を大切にする」「人を喜ばせること」など、私にとって核となる5つの価値観が残りました。
ただそれを眺めていると…… その中に「自分自身」に対する項目がなかったことに違和感を感じました。

そして私は今まで「自分を大切にしてこなかった… 」ということに気がつきました。


友人が教えてくれた、大切な価値観

以前、大きな決断をする時に、友人が「自分軸が大切」と教えてくれたアドバイスを思い出しました。

友人は電話で「ペンと紙ある?」と聞き、「まず点を書いて、その周りに円を書いて」と言いました。
友人は、「その点が自分で、円が周りの人々や。まずは自分が幸せにならないと、周りも幸せにできない」そう教えてくれました。

その時、自分軸で決断し良い結果につながりました。
そして友人の教えてくれた「自分軸の大切さ」を再び思い出しました。


デザインへの情熱と新たなスタート

私は、自分に問い直しました。

・自分は何が好きなんだろう?
・お金も過去も関係なくなった時、自分は何がしたい?
・今まで、気づいたら夢中になってワクワクしていたことはなんだっただろう?

答えは、デザインでした。

社会人を経験した後、「このままの人生はなんか違う」と感じ、
26歳でデザイン学校へ行き、卒業後、デザインではない業界に就職した10年後、
36歳で再びデザインの道を歩む決心をしました。

実績や経験が少なくとも、もう一度挑戦しようと想いました。
小さな息子もいる中で、理解してくれた妻には本当に感謝しています。

こうして、2021年6月にフリーランスのデザイナーとして新たな道をスタートしました。


人生を丁寧に歩む

このnoteでは、「自分の想いを大切にしてこなかった」という過去の気づきから、私が "自分らしさ" を見つけるため、日常の中で感じたことや学んだことを綴っています。
そうすることで日々の生活を改めて振り返り、丁寧な人生を歩むことに繋がるのではないか? と考えています。
そして皆さんともこれから、新たな発見を共有でることを楽しみにしています。

どうぞ、よろしくお願いします。

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