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ビッグマウスは私らしくないけれど

1. ちょっとだけ自己紹介

かまがみまほと申します。22歳、祖父の代から続くサラブレット道産子。現在はイギリスの大学で、ホテルや観光の勉強をしています。

みなさん、今年ももう少しで終わりですね。

2020年はどうでしたか。私は簡単に言うと前半は働いて、後半は学生をしていました。あと就職活動を始めました。やっぱりちょっと難しくて、何回かひとりで泣きました。その度にいろんな人に励まされています。そんな人たちがくれる言葉が、私を生かしていると感じるときが何回もあります。私は言葉に生かされているのです。

最近の話をします。在英4年目にして初めて、「blissful」という言葉を知りました。この単語ひとつで、「この上なく幸せな」っていう意味です。大好きな友人が送ってくれたクリスマスカードに書いてあって、それだけで私の2021年は、この上なく幸せな年になることが確定しました。「まほなら全部楽しめるよ!」と言ってくれて、それだけで私はもう、全部大丈夫になってしまうのです。

そういう風に生きています。多分。正直自分のことなんてまだ全然わからないから、はっきりと言えないけど。

2. 文章を書くことについて

大きなことに、今年は文章を書き始めました。正確に言うと昔から書いてはいたのだけれど、公開する勇気を初めてだしました。その時ちょうど重なった色々なことが私を後押ししてくれて、例えば「書いてみなよ」と勧めてくれた先輩や、私の文章を好きだと言ってくれた後輩や、本当に素敵な感性をもつ友人が言葉と写真をよくインスタにあげていて、自分がそれに何回も救われていたことや、「わたし、文章を書いてみたい」と初めて人に言ったとき、彼女が「いいとおもう、やってみなよ」と全肯定してくれたこと。

でも本当のことを言うと、あれはアクシデントでした。初めて自分の文章を公開した時、私は渋谷のスターバックスにいて、もう少しで友達との約束の時間が迫っているのにまったく書くことを止められなかったんです。そうじゃないと、今にも身体中からわけのわからない音が溢れ出て、泣き叫んでしまいそうだった。震える手をごまかすように、心の内を言葉に変換したかった。そうでなければ本当に、自分の中にある感情のリミッターが壊れてしまうんじゃないかと、誇張ではなく本当にそう思いました。

そのあとその記事がnote編集部にピックアップされたりして、色々な人から色々な言葉をもらいました。例えば疎遠になっていた地元の友達や、全然知らない人から。そんなの人生で初めてのことで、私、本当に嬉しかった。思いがけない副作用みたいでした。言葉には言葉が返ってくるし、気持ちには気持ちが返ってくるんだと思いました。

なので私はこれから、文章を書く人になりたいです。そうやって、言葉と気持ちを交換し続けていきたいと思ったんです。たとえば就活が上手くいってなんらかの職についたとしても、そういうことは関係なく、なにかしらを書き続けたいのです。胸を張って「私は文章を書く人です」と言えるようになりたいです。色々な人に私の文章を読んでもらったり、もしくは彼らの気持ちを言葉にする作業を手伝いたいのです。

その一番の手段が、お仕事としてのライティングなのかなと最近思っています。本当に少しずつですが、(本当にありがたい先輩方から繋いでいただいて)書くお仕事をいただけたりしてます。でも2021年は、学生最後の年は、自分の力で仕事を頼まれるようになりたいとも思っています。

(もちろんこれをご覧いただいている先輩後輩友人知り合いの方々、なにかできることがあればお手伝いさせてください。是非繋いでください!イギリスはロックダウン中なので、私本当に今時間があります。)

ビッグマウスは私らしくないけれど、やりたいことを書いておきます。そういうことは口に出したほうが叶うらしいです。

3. これからやりたいこと

a. インタビュー記事の企画、作成、編集

「人の気持ちを伝える」という部分で、一番近いのかなと思っています。この記事を書いたとき、本当に楽しかった。

巷で話題の「 ALL YOURS magazine vol.1」の対談記事編集のお手伝いもさせていただきました。お話しを聞いているだけでも、本当に勉強になることばかりで、その期間は自分でもずっと対談であがっていたトピックについて考えていました。

b. コーポレートサイトや企画リリースのライティング

こちらも同じ理由です。私の原体験になったタイムカプセルサービスは、個人の率直な気持ちと会社の気持ちを重ねて書きました。バックヤードで電話をかけていたのは本当に私です。

あとはみんな大好きHOTEL SHE, KYOTOのお部屋紹介記事も書きました。今見たら、まだ変更されていませんでした。私の妄想と、「こんな風にホテルを楽しんでほしい」という希望を込めて。書き終わったあと先輩方に「これはまほ文すぎる」と好評(?)でした。たぶん褒め言葉だと思っています。The most personal is the most creativeということで...。

c. コラム執筆

例えば人並みには旅行が好きですし、人よりちょびっとだけ多くホテルが好きです。吹奏楽部と軽音楽部を兼部していたくらい音楽も好きですし、古着も結構好きです。あと留学コラムもきっと書けます。正規留学って、今需要あんのかな。なんか留学に興味ある高校生とか、英語の勉強したい方とか、よかったら相談にも乗ります。

d. エッセイの寄稿

私がたらたらとnoteで書いているようなエッセイ(友人にはポエムと言われましたが)を、気に入ってくださったら嬉しいです。

Hakubiアートブック企画の #22の私に参加させていただきました。本当に好きな曲です。

Cinraさん運営のFikaにL&Gインターンとして寄稿させていただきました。私はShe isも大好きなので、いつか寄稿させていただくのが夢です。

e. 短歌

「最近のシティボーイアンドガールは、短歌作るかスパイスカレーつくるかのどっちか」みたいなツイートを目にしたことがあります。実は北海道の田舎にいたころから、5年近く短歌を作り溜めしています。隠してた趣味です。少しづつ上達してきた気がするので、来年はきっと世に出したいです。今年の五首だけ載せておきます。ロックダウンの11月によく作っていたので、秋が多めです。

f. 自主制作Zine

構想段階なのですが、大学の友人とzineを作ろうかという話をしています。
せっかく日本から戻ってきたのにずっとロックダウンで授業もオンライン。「私がいまイギリスにいる意味なんてない」と悲しくなった時期を越えて、意味なんて、そんなもの、なければ作ればいいと思ったのです。

本当にまだ何も決まってないのでかっこいいこと言えませんが。なんなら卒業までこれからゆっくり時間をかけて作っていければいいなと思っています。

4. 感謝を込めて

「え、こんだけ?」って思われるかもしれないけど、そうなんです、これがスタートです。どういう風に頑張ればいいのか正直わからないけれど、焦らず少しずつでも広げていければいいなあと思っています。

そしてこう見るとやっぱり、L&Gにはずっとお世話になりっぱなしなのです。働いていた時も、卒業(?)した今も。正直現在の私の活動のほとんど全てが、L&Gでいただいたご縁です。1年間のインターンは、私の大学生活の中で一番の英断でした。お世話になった方々ひとりひとり名前をあげてお礼を言いたいくらいですが、文字数がすでにやばいので割愛させていただきます。

離れてからも「まほならできるよ、やってみなよ」と言ってくださること、本当にありがたいです。年末年始も色々とお忙しいかと思いますが、みなさんあったかくしてお過ごしくださいね、、、!!

5. 2021年の目標

最後に、2021年の目標は「勇気を持って」です。今決めました。最近電話した友人に近況を話したとき、「もっとちゃんとしろよ」と怒られてしまいました。意訳すると「自分からもっと動けよ」ってことかなと思いました。知らんけど。

確かにイギリスに帰ってきてから、自分からあまり動けていなかった気がします。だってずっと曇ってるんだもん。それに自分から動くのって勇気がいります。さっきもライター募集の求人広告を見つけて、「興味があります」の一言をメールで送るのに、ない勇気を体の中から探し出してひっぱりだしました。「このメールを読む担当者の時間を奪ってしまって申し訳ないし、もしできなかったらどうしよう、私より上手な人、適任の人はたくさんいるだろうから」って思ってしまいます。でも最後は勇気をだして、目をつぶってでも送信ボタンを押すしかないのです。

私の大好きな画家である、小林舞香さんの言葉です。前にロンドンで個展をされていた際、ちょうど小林さんが在廊されていない時間だったのですが、そこにいたギャラリーのオーナーと仲良くなって2人でパンケーキを食べに行った思い出があります。

私より優れている人なんて、たくさんたくさんいる。でもきっとこれからは言葉と向き合いながら、「私の言葉とあの人の言葉は違う」とそうやって書き続けていくしかないのだと思っています。ちなみに私は、自分の文章が大好きです。

6. 終わりに

ここまで読んでいただいてありがとうございました。「時間だけはあるから!」とか言いつつ、実は永遠に終わらない学校の課題に追われながら、「どうしてもこれは年内に書かなければ...!」と思い書き始めました。いつもこんなポエミーでふわふわしたようなことばかり書いていますが、学校ではGAFAがOTA業界に参入した際のホテルビジネスへの影響みたいなレポートをゴリゴリ書いています。嘘です、まだ着手してないのでこれから書く予定です。

もし少しでも興味を持ってくださったり、なにか私にお手伝いできることがあれば、是非ご連絡ください。ツイッターのDMはいつでも解放しています...!メールアドレスも、載せておきます→ kamagami.maho@gmail.com

あとは自らゴリゴリ行きます!勇気を持って、私!

きっとまた色々なことで荒れるであろう2021年を、生きていく準備はできています。みなさんはどうですか?厳しい状況も、一緒に乗り越えることができればと思います。あなたの幸せを、私は祈ることしかできないけれど。きっとこれを読んでくださったあなたの2021年が、この上なく幸せな、blissfulな年になりますように!

30.12.2020
かまがみまほ

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