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【麻雀戦術】押し引きその1(鳴き)【第5回】

東場の押し引きについて語ります。
と言いましたが、押し引きその1に変更します。

MJの三麻は25000点持ちの為、非常に飛びやすいということを
頭の中にまず置いておく必要があります。

まずこれが大前提。

ただ、こういうルールであるが故に、1回も放銃していないのに
ラスってしまった・・・
オーラスで上がりに行かないといけない局面で親に満貫・跳満を打って
ラスってしまった・・・

うわあああああああああああああああああ

こういうことが多く起こってしまう人はいる・・・
ただし、これは押し引きで解消される可能性があるのだ。

皆さんは下の画像を見て押すか、引くかを判断してほしい。

東三局 2本場 満貫確定中

上記のような親満確定のテンパイが入っている。
押すか、否か。
上家から出れば終了確定だが・・・

南1局 平場 カン7sでテンパイ 通っている牌は1s

ドラを引いてしまった・・・
1sは通しているが・・・放銃はしたくない・・・
どうする・・・

さて上記2つの例は厳選したものではないので・・・
解説に適しているかは難しいが、解説していく。

東三局 2本場 満貫確定中

まずこれに関しては単純に残り枚数が少なすぎる上に
対面の最終手出しが4pであることが非常に問題だ。
25-36pが非常に切りづらい。

よって、打9s

ちなみに2sが現物だが、9sはかなり通りやすい牌となっている。
対面の2順目7s切りから6sポンでの69s固定は、ほぼあり得ない為だ
(66778の形から7s先切りして6ポン?・・・ありえへんwwww)

なぜ現物を打たないのか?

12345p 8sを引けばテンパイだからである。
リスクが低い割にテンパイを取れる可能性が高いなら取ろう!


次の問題へ・・・

2pドコーン!

この問題は1sしか通っていない
かつ順目がまだ9順目であることが問題だ。

1sを通した後手詰まりになる可能性が非常に高いのだ
(まぁこれはたらればに近いが・・・)

それであるなら多少のリスクはあっても2-5pを打つべきだろう
降りるのは安牌が複数あって順目が深いときでいい。
上がれれば相手の手は消滅するのだ。

※ちなみに赤5pで良いんじゃないのという人のために補足すると
赤5は鳴き祝儀、点棒換算はできないのですが・・・
1枚に付き幻珠水0.3になります(結構でかい)

あと4.6.8からの赤5欲しさの8切りリーチも考えられますね。
2であたったらめっちゃ痛いですがw

きもちE・・・ 上家の5sが早かったらこの和了はなかったかも・・・


さて押し引きその1をまとめると。

鳴きテンパイしている時、押すか押さないかは安牌の枚数を見ろ!
押す順目は浅いか?深いか?どっちだ?それを判断しろ!
自分の鳴きテンパイは良型なのか愚形なのかを見ろ!

というのを総合的に見て押すか引くかを判断しましょう。

次回は押し引きその2を語っていこうと思います。

前回の記事は↓


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