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【麻雀戦術】良型変化その2【第8回】

今回は前回語ったことの補足版になります。

目次は下記の通りとなっております。
何故基本はテンパイ外しはしないのか
・役無しダマの手牌価値は1/3以下の理由
・打点アップとアガリ枚数一緒で手替わりを待たない理由
・良型変化枚数の選定について

では1つずつ語って行こうと思う。

何故基本はテンパイ外しはしないのか。

まず、単純に麻雀とは
最後に点棒を多く持っている人が勝者である。
とどのつまり、アガらなければならないのだ。

テンパイ外しはそのアガリから遠のく選択をすることになる。
よって外す場合は
・強烈な手替わりがある。
・他家にとってとんでもなく危険な牌である。
・強烈な打点上昇が見込める。
等、強い理由がなければやってはいけない選択になのだ。
勿論、麻雀は刻一刻と状況が変わるゲームなので、絶対にテンパイ外しは
するなということでは有りませんが。

和了れば点数獲得、プラス。
他家の手を潰すことができるのだ。
これをわかっていない人は中級者に多い。
きれいな手を和了れば麻雀は勝ちではないことを理解してほしい。

・役無しダマの手牌価値は1/3以下の理由

これについては簡単である。
出アガリができない事。
リーチという役が付かない事。
一発、裏ドラが見れない事。
そして、他家を妨害することができない事。

最後の他家への妨害が一番価値がある事を理解してほしい。

・打点アップとアガリ枚数一緒で手替わりを待たない理由

これは2つ目の項目で言った、出アガリが出来ない事。
他家への妨害ができないというのが
一番大きな理由です。

下記の例を参考にしてみると・・・

参考の手

50%を1回通すのと(出アガり可&裏ドラ一発期待可)
50%以下の確率を2回通す
(道中出アガり不可、懸賞役無し、通すことができれば打点3倍以上)

どっちが楽で期待値が高いか、という比較になります。
ちなみに手替わりを待つと何故50%以下になるかというと・・・
出てきた牌を拾うことはできないからです。
※1pはツモ限定&道中で枚数が減る可能性があり、なおかつ
その状態で7pを和了する必要がある為

補足 50%は1pと7pの枚数が同じなので、そう表記しています。
アガリ率が50%というわけでは有りません。

・良型変化枚数の選定について

これが一番気になるかもしれませんが。
正直に言います。

なんとなく です。

何故、なんとなくなのか。

待つ必要があるか、待っていられないか。
刻一刻と状況が変わるからです。

この枚数だと手代わり待ったほうが良いのかどうか、計算していられる
わけが有りません、というか・・・そもそも計算できるのか?

これぐらいかなぁ、でうまく行けば正解。
麻雀はそういうゲームです。
完全に期待値が高い選択ができるのは麻雀AIレベルと言っても
過言ではないのではなかろうか。

貴方もオリジナルの良型変化手替わり枚数ベースを決めてみてください。

リーチしたい人なら
2代目極天位を参考にして良型変化20枚以上をベースにする。

ちょっと良型求めたいなぁ、という人なら
私を参考にして良型変化16枚以上をベースにする。

もっと良型求めたいなぁ、という人なら
良型変化12枚以上をベースにする・・・

というように。

麻雀は千差万別な打ち方が存在する、正解は平均順位で語るしか無いのだ。

次回は麻雀強者になりたい人の意識について語ります。

前回の記事は↓


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