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【麻雀戦術】良型変化その1【第7回】

さて、今回の記事は非常に大事な良型変化とリーチ判断について語ります。

まず、一番最初に覚えていて欲しいことがあります。

それは・・・

基本はテンパイ外しはしない事
そして、役無しダマの手牌価値は1/3以下

という事である。

さて、例によって下記の画像を見て判断してほしい。

リーチorダマ

ドラ1の親・・・この手牌、本当にリーチだろうか?

リーチorダマ

ドラが6sのこの手牌は・・・?

リーチorダマ?

4巡目・・・まだまだ変化はありそうだが・・・?

シンキングタイム

さて、1つずつ解説していく。

良型変化枚数は?

さて、ここでこの手の良型変化枚数を調べてみよう。
テンパイ取らなかった形は 67889p23456789sである

良型変化する牌は・・・
5689pの11枚+147sの9枚で計20枚+αの良型変化が見込める。
これだけと思いがちですが、実はもう1牌良型変化するαの牌がある。

そう、上がり逃しの7pである。
7p引くと裏目のように見えるが・・・なんと2s切りリーチで
369s待ちにすることができるのだ。

8s打ち!

先引っ掛け出来てるからリーチでも良いのでは?と思う方もいるとは思いますが、そればっかりはタラレバになっちゃうんで・・・

ちなみに和了が3枚、良型変化20枚+3枚で
1:6以上の差がついています。
そのうちの6を引いたから上がりというわけではないので・・・
勝率は実質1:3ほどになりそうです。

リーチorダマ

この手牌の良型変化枚数を見てみましょう。
3s5sの7枚+8por9p引きの2枚or3枚(ギリギリ良型?)
計10枚以下しかありません・・・

しかも、この手をテンパイ外すには8p9pのどちらかを切らないといけない
上に、仮に張ったとして変則3面でアガリ牌減っていない状況で
最大待ち枚数が5枚です・・・

7p待ちのリーチでよくね?www

リーチ!

まぁ流石にリーチしましょう。
一気通貫見てダマ?

打点アップとアガリ枚数一緒なんですが・・・
それやってたらめっちゃ損するで?(理由は次回の記事にて)

リーチorダマ?

うわー手替わりめっちゃありそう!
・・・この形がリーチするかしないかが
中級者と上級者の分かれ道になります。

この手牌は切る牌によって受けが変わるので、1つずつ解説。

8s切りダマの場合は・・・

147pの8枚のみです

ファッ!?

・・・え?8枚だけしか無いやんwwwwwww
(5pは自分が3枚使用しているノベタンなので愚形、3pはいわずもがな)

1p切ってテンパイ取らずの場合は・・・
47p78sの9枚のみです。

えぇ・・・

良型変化めっちゃ少ないやん・・・
多そうに見えるのに・・・

しかもこの手牌をダマにしてしまうと
出上がりできない&一発・裏が見れないという残念な
手牌になってしまいます。

なので・・・

リーチ!

ちなみに今後この動画が上がるんですけど・・・
私がこのリーチ選択に必要な時間は0.5秒以下でした。
それほどこの形は考える必要がないリーチなのです。

さて、じゃあ何枚良型変化あったら外せば良いねん!
という話ですが!

自分が親か子なのか・・・などの状況、順目によりますが。

基本ベースは
2代目極天位は、20枚以上
4代目極天位(私)は、16枚以上をベースにしています。

次回の記事では、なぜこの良型変化枚数なのか。
役無し愚形テンパイをダマると、どれほど損なのか説明します。

次の記事、良型変化その2を待て!

前回の記事は↓


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