ぼくのかんがえたさいきょうのMリーグ

与太話です。

Mリーグをたまに観ますがルールもリーグ戦のシステムも昔からある代り映えのしないもので、麻雀番組としての構成や演出も20年以上昔のわれ目DEポンから大して変わってないなという感想です。どんなルールだろうと麻雀は大体面白いので真剣に観れば割と面白いです。好きな選手がいたりMリーグの情報を追っかけるとより面白くなるのでしょうね。でも何か物足りない。ほとんどの人にとっては麻雀は観るより打つ方が楽しいというのもあるでしょうか。Mリーグ発表当時は今までと違う何か革新的な仕掛けがあるのではと予想していたのですが、結局目新しいのは企業がスポンサーに付いたチーム戦という部分だけでした。

そこでこんな風にしたらMリーグは面白くなるんじゃないかという思い付きをご紹介します。あくまでも与太話ですよ。

試合のルールは千式麻雀(Vゴール方式)を採用

千式麻雀についてはルール紹介① 千式麻雀をご覧下さい。RMUの新決勝方式の方が有名かもしれませんが似たようなものです。目無しやラス確問題が無く1人の勝者と3人の敗者を決める完全トップ取り麻雀です。最後までトップを取れる可能性を誰もが残す麻雀、ライトな視聴者も最後までハラハラドキドキしながら観られるでしょう。

今のMリーグ(というか麻雀放送全て)はオーラスでトップがほぼ確定して後は2位争いとか誰がラス抜け出来るかとかの状況結構あるじゃないですか。麻雀マニアならそれも楽しめるんでしょうが、ライト層にとっては「A選手が1000点和了って3位をキープしました。ファインプレーですね」みたいな解説されても「あ、そうなんだ。麻雀てこういうものなんだ。自分もこれからそう思うようにしよう」と無理やり納得させられる感、ありませんか?

予選ステージは勝ち抜け方式

現在Mリーグは8チームで計29名の選手がいます。補充もあるので最大32名で考えましょう。予選ステージを3回行い32名→16名→8名→4名と半分ずつ減らしていきます。最後に残った4名で決勝ステージを戦います。

各予選ステージはクイズ番組でよくあるn勝した選手から勝ち抜ける方式です。nの値はMリーグ全体の日程を考慮して決めましょう。32名のうちn勝した人から抜けていき16名が抜けた所で第1ステージ終了。残り16名は失格になります。第2、第3ステージも同様に行い4名まで減らします。

試合の組み合わせは抽選で行います。試合日ごとに参加希望選手を各チームからエントリーしてもらい、その中から抽選で対局する4人を決めます。試合数にバラツキが出ない様に試合数の少ない選手を優先した抽選です。

同じチームの選手が同卓する可能性もあります。ここでチーム戦である意味が出てきますね。チーム同士の連携プレーでトップを狙う麻雀ってあまり見た事がありませんが面白そうです。

決勝ステージはm勝先取で優勝

決勝は同じ4人で戦いますが予選と同じ考え方で先にm勝した選手が優勝→そのチームが優勝となります。リーグ戦や大会などで度々話題になる目無し問題が発生しません。最後まで誰にも優勝の可能性があり、ライトな視聴者が観ても分かりやすく楽しめそうです。

このシステムだと複数の選手を決勝に送り込む事が出来たチームは断然有利になりますね。麻雀漫画の「天」の東西戦では「自陣選手を沢山残した方が有利」なチーム戦が行われとても面白いのですが、現実の麻雀リーグや大会では何故か採用されません。不思議です。人は慣習から抜けられないものなのでしょうか。

こんなMリーグだったら毎回夢中になって観ちゃうんだけどなー(^^)



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