2020年レギュラーになって大活躍する君へ18の言葉
今年レギュラーになって活躍する君へ。ちょっとだけ先に野球を経験した先輩が18の言葉を書き残す。
01.次の球が人生最後の1球だと思え
次の一球が野球人生で最後の一球だとしたら、集中と意識は嫌でも高まるよね。完璧なフォームで完璧なボールを投げたいし、完璧なスイングで完璧な打球を飛ばしたいと思うでしょ。過去最高の一球への集中と意識を積み重ねると、信じられないほどの上達が起こる。
02.誰よりも早くグラウンドに行け
誰よりも早くグラウンドに入って心とカラダの準備をする。練習開始から心身をピークに持っていくことでワンランク上質な練習にする。
03.誰よりも長くグラウンドにいろ
「もうだめ」と思った後、もう1つだけ打つ、投げる、捕る、走る。練習量は自信に比例する。自信があれば少々のミスをしても前向きにプレーできる。前向きなプレーはミスを糧にして確実に上達させる。
04.みんなと同じ練習をするな
みんなと同じように練習をしても差はつかない。でも何も変わった練習をする必要はない。やることは同じでも質を上げる工夫をする。例えばミーティング中にかかとを上げて脚を鍛えるとかね。上達の神は細部に宿る。
05.チャンスは平等に与えられない
残念だけどレギュラーとサブでは与えられるチャンスの数は平等ではない。それが現実。モチベーションを下げないためにもチャンスは平等に与えられないものだと考えておくべき。
06.でもチャンスは必ず来る
簡単にチャンスをもらえるレギュラーに嫉妬するかもしれないし、チャンスが回ってこない現実に焦ったり悲しくなったりするかもしれない。でも大丈夫。必ずチャンスは必ずやってくる。
07.だから準備は怠るな
チャンスはいつ訪れるかわからない。チャンスは少ない。逃せば次のチャンスはいつ訪れるかわからない。だからチャンスをモノにできるよう常に準備をしておく。
08.チャンスは1回でモノにしろ
チャンスは想像する形で訪れるとは限らない。先発投手になりたくてもワンポイントでリリーフ登板することもある。小さなチャンスでもモノにすれば次はより大きなチャンスが訪れる。全てがチャンス。役割を果たせ。
09.野球のことだけ考えろ
日常すべてがトレーニングだ。立つ、歩く、走る、食事、睡眠。日常の時間は練習より長い。野球の上達にリンクできればライバルに差をつけることができる。
10.悩む時間を考える時間に使え
どうしようと悩んでいても答えが見つかることはない。時間の無駄だ。時間を無駄にする余裕はない。「どうすればうまくいくか」だけを考えろ。
11.ライバルのミスを喜べ
ライバルのミスを喜べない奴はアスリートではない。ライバルのミスは自分のチャンス。チャンスに近づいたことに素直に喜べ。ただしライバルの足を引っ張ってはいけない。
12.ライバルのミスに学べ
ライバルのミスを喜んで終わってはいけない。ただの嫌なやつになる。ライバルのミスを自分ごとに考え、なぜミスが起こったのか?自分ならどうするかを考える。ライバルのミスを自分の糧にすれば上達は二倍速だ。
13.レギュラーになろうと思うな
レギュラーを決めるのは監督だ。監督の心はコントロールできない。レギュラーになる方法を考えると監督の目を意識するようになる。ミスに萎縮する。注意が散漫になる。集中するべきは次の1球だ。
14.上手くなる方法だけを考えろ
レギュラーになる最短距離は上手くなることだ。どうやったら上手くやれるかを考えろ、地集中しろ。そうすれば周りの声に動じることもない。
15.大切な人の顔を思い出せ
うまくいかない時がある。孤独になる。投げ出したくなる。でもあなたは一人ではない。応援してくれる人がいる。そんな大切な人のためにもうひと踏ん張りする。
16.成功した時の喜びを思い出せ
もうこれが限界かと思う時がある。そんなときは最高のプレーをした時の喜びを思い出し、自分に問う。「その喜びをもう一度味わいたいか?」と。答えが「イエス」ならまだやれる。
17.レギュラーが見る風景を想像しろ
1週間後、1カ月後、半年後、君の見る風景はベンチからレギュラーが試合をしている風景ではない。守備位置、あるいは打席から見える風景だけをイメージしろ。
18.今の気持ちを忘れるな
レギュラーがゴールではない。活躍し続ける義務がある。あなたがレギュラーを手に入れた時のようにレギュラーではない選手はみな必死だ。差はほとんどない。それを誰よりも知っているのは君だ。
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