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Q. 見放されるのが怖く人を信頼できない


noteでの人生相談。

小・中学校時代にいじめを受けていました。

高校の時には両親が離婚し、初めての就職先はブラック企業でパワハラを受けました。過去も現在も、ありとあらゆる不幸が自分に舞い降り、世の中は不公平に思えます。

友人は何人かいますが、本当の意味で心を開いた経験が1度もありません。
期待しては、裏切られることがたくさんあったからだと思います。

現在、職場のお局に目を付けられており、辛く当たられています。しんどいです。そんな中、1人、私を心配してくれる女性の先輩がおり、よく声をかけてきてくれますが「いつか見放されるかもしれない」という思いがあり、信頼できません。本当は「力になってほしい」と言いたくても言えません。私はずっとこのまま生きていくのでしょうか。

(30才・女性)

はじめに、いじめの話。
いじめられた体験は、その時が終わっても、大人の自分にずっと影響を与えてきます。

いじめた子たちに、たらいの水をひっくり返し、そのたらいを投げつけても足りないくらい我慢してきた感情がたくさんありますよね。その我慢は、身体の奥に残っています。カウンセリングなど、適切なケアが必要です。

いじめの体験について一番伝えたいことは、「いじめられた人は1ミリも悪くない」ということです。

時々、「いじめられる側にも原因がある」と言う人がいますが、そんなことはない。いじめる側にも背景があり、家庭環境が影響していることが多いですが、背景があるからといって、許されることではありません。

そして、いじめも虐待もそうですが、やられた方って「私にも悪いところがあったかもしれない」「私が〇〇だからいじめられるんだ」と無意識に自分を責めてしまうんですよね。それでも、相談者さんが悪かったことは1度もありません。ずっと、正しかったです。まずは、そのことを理解しておいてください。

相談者さんも感じていると思いますが、「見放されるのが怖い」という気持ちは、いじめられた体験が強く影響しています。

また、子ども時代の家庭環境も要因となっているかもしれません。生まれてから「見放されるのが怖い」と1番最初に感じたのはいつだと思いますか?

それはたとえば、父親が母親を叱責しているところを見た時に「お母さんが家を出ていったらどうしよう」と思った時かもしれません。母親から期待されたことを上手にできなかった時、「失敗してお母さんにがっかりされたらどうしよう」と思った時かもしれません。

そんなことは誰にでもあることですが、その時に「お母さん、家を出て行かないで!」と行って母親にしがみつき、「出て行くわけないじゃない。ずっとそばにいるよ」と言って抱きしめられたでしょうか。または、「お母さん、失敗しちゃってごめんなさい!」と謝った時、「そんなことができなくても大丈夫だよ」と安心させてもらえたでしょうか。親を責めているわけではないですが、親の態度により子どもが感情を抑圧させてしまうことがあります。抑圧した感情は、自分の潜在意識の中にずっと残りますので、大人の自分に影響を与えないはずがありません。

何が直接的に作用しているかはわかりませんが、「見放されるのが怖い」と感じて当然という体験があったということです。

まずは、「そっか、そう思っても当たり前だよね」と思ってみてください。

おさらいになりますが順番としては、①自分を責めない ②そう思って当たり前と思う、ということ。

続いて、大人になってからの話。
最近、どんな風に見放された体験がありましたか?

人を信頼できない、人が怖い、人に傷つけられたくないと思う時、そのような感情は自分の身体に現れます。

身体が固く緊張し、表情は強張ります。相談者さんの周りにいる人が、もしも「自分のことを信用されていないな」と感じたのなら、その人たちは離れていきます。

これはどういうことかというと、「見放されること」を自分から選択しているということです。

耳の痛い話ですが、本当です。過去の辛い体験が、相談者さんをそうさせてしまったんです。

そして、他人から見放されないためにどうするかというと、自分が他人を信頼することに取り組んでみるということです。

今の相談者さんは、考え方の軸が「他人」になっていますが、その軸を「自分」に戻すということ。

・私は、〇〇さんを信頼する。
・私は、〇〇さんに助けを求める。
・私は、辛い時は「辛い」と言う。

上記のことは、そんなに簡単なことではありません。それだけこれまで大変な思いをしてきたのだから。やっぱり、カウンセリングやインナーチャイルドケアが必要です。自分ひとりでの解決は難しいので、専門家を頼るということ。その行動をすること。それができないうちは、「自分が自分を見放している」ということになりかねません。

まずは、自分が自分を助けにいくことを決める。

決められたのなら、そこから、すべてが始まっていきます。




みずうみ
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