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音楽活動で体験した→物ごとには段階があるよ。ワープは無理っす。ぐすん。

10年以上前まで、音楽活動していたことがあります。

楽器はトランペット
ジャンルはクラシックと吹奏楽

あくまでもアマチュアで。だけど、ガチでやっていましたよ(^^)
その道のプロに教わってました。
有名オケで演奏したり、
有名音大で指導されていた方のレッスン

今どきは流行らないかもだけど
緊迫感あふれるレッスンだったなあ。

アマチュアで演奏するということは
タイムコストや
コミュニケーションコストがかかりすぎるので
これから先、
演奏者として楽器を手にする気はないけれど
今でも音楽を聞くことは生きがいのひとつです(^^)

それでね!

吹奏楽含めた、クラシック界隈では
たまにへんちくりんな精神主義がはびこっています。

例えばだ

ベートーベンの音楽を演奏するのであれば
ドイツに行って、その土地の空気・文化に触れてくるべきだ
てな御高説をとなえるお人がいるのですよ。

他にも、
演奏や音の出し方について
たいへんに「文学的な」表現でアレコレ仰ったりね。

結論
物事には段階というものがあります。
以上!

ヘルベルトフォンカラヤンという方がいました。

20世紀を代表する、素晴らしい指揮者の一人です。
私の大好きなベルリンフィルハーモニーで
30年以上もの間君臨していた人です。

カラヤンさんは確かに
シベリウスを演奏するならば
彼の過ごした土地に行きました。

また、また本当に沢山の
レコードも聞きこんでいます。

何の曲だったか忘れたけれど
秘書に向かって
「この曲のミュンシュの演奏(フランスを代表する名指揮者)を聞いたか。
この楽章のこの部分の表現が素晴らしいから真似しよう!」
といった趣旨の発言をしています。

諏訪内晶子さんと言う日本を代表するヴァイオリン奏者がいます。
彼女は、自叙伝の中で書いていますが
コンサートで演奏する曲の
作曲家の自筆譜を直接調べに行っています。

でもね

もう一度言うけれど
物事には段階があります!

こういった調査活動はプロのレベルのお仕事です。

(日本の)アマチュアレベルでしたら

もっと遥か手前の、技術的な部分を固めていく段階なのですよね。

心の栄養として、
音楽的教養を楽しむために、
深掘りすることは楽しい時間の使い方だと思います。
そこは否定しません。
好きなら大いに楽しみたいですね(^^)

でも演奏のことに限って言えば

正確な音程
楽器を自然に響かせること
しっかりとしたアンサンブルを構築すること
(一体感のあるグルーヴ感も含めます)

こういった技術的なことを詰めていくほうが
お客様にとって誠実な演奏ができます。

これはテニスについても言えますね。

テニス雑誌に載っている
プロ選手の数々のお写真

私も見るのは嫌いじゃありません。

でも、たかだかスクールの初級レベルの自分が
手本にするべきは
やらなければいけない練習は
もっと遥か手前のことです(笑)

フェデラーやナダルのプレイは本当に素敵です。
笑っちゃうくらいすごいです。

でもぶっちゃけ

直接的に参考になるのは
インターハイの動画であったりするのですよ。

私のしょぼい判断能力でも
レッスンで教わった事が
試合中の選手のプレイの中に見える気がします。
(気がするだけかもしれないけどねw)

プロでテニスをされているような人たちは
分厚い基礎力をベースとして
その先のトレーニングをしています。

表面だけみて、真似をしたところで
自分の実力が高まるわけではありません。
スポーツの場合
へたをしたら怪我をします。

もう一度言います

物事には順序があります!

そして

あなたが今取り組んでいること。
取り組もうとしていること。
たどり着きたいと思っているゴール!

気持ちは、はやるでしょう。

でも!

でも同じことですよ!

物事には順序があります。
物事には段階があります。

スポーツであれ
音楽であれ

基礎工事は本当に時間がかかります。

中学や高校の部活と思い出してみましょう。
1次関数のように、一直線には上達しなかったでしょう。

せいぜいが階段状に上昇する。
なんなら、
3歩進んで2歩下がるくらいの亀さんペースだ^^;

だからこそ

「なぜやらなければいけないのか」

理由をはっきりと言語化しなければ
心が折れてしまいます。

さぁ
お互い、たどり着きたいゴールに向かって
明日も進んでいきましょう(^^)

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