10年前の私へ

どうも、30歳です。お元気ですか?

早速ですが、残念なお知らせがあります。
私はいまのところ、休みなく成果を出し続けるスーパー社会人にはなれていません。
それどころか、うつとそこからくる体調不良でふらふらです。今日も仕事を休みました。
身体が動かず約束をドタキャンしたり、朝起きれなかったりしています。
ちょっと具合が悪いと勉強どころか、ご飯を食べることもできません。
あなたとだいたい同じですね。
ここまでですでに私への怒りが頂点に達したと思いますが、まずは深呼吸でもして落ち着いてください。

今日、初めて学校の外のカウンセリングに行って来ました。
「昔の私(つまりあなたのことです)はあんなに頑張ってたのに今の自分は情けない…」
とこぼしたら、先生は苦笑して
いやー、、昔のあなたはタダで頑張ってたわけじゃないよ。借金してたんだよ。
と言われました。
お判りでしょうか。今のあなたは、私からの借金で動いているのです。
多分そろそろぶっ倒れるころだと思いますが、あなたが簡単に懲りないことは知っています。
しかし懲りずに借金を重ねて返済しきれなかった利子が、今の私の生活を圧迫しているのです。

そう、この手紙は嫌がらせです。
あなたが後先顧みずに無い袖を振りまくり、湯水のように体力気力を使いやがったおかげで体も心もボロボロです。
どうしてくれる。

でも、方向性はだいたいあってるのではないでしょうか。
この10年でいろんなことを考えました。
帰りたい家ができて、居場所と呼んでもいいかなって場所がいくつかあります。
大切な人がいて、社会は結構優しいなってことを知りました。
うつでない日は、人生を謳歌しています。

借金を重ねながらいっぱい頑張ってくれてありがとう。
私はこれからあなたたちの作った借金を頑張って返済するので、
大人の力を信じてあなたはそのまま突き進んでください。

でも、、もし叶うことならば、ご利用は計画的にお願いします…。

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