安斉先生…将棋コントが見たいです

あい、どもー。優樹って名前でやらせてもらってますけどもね。名前だけでも覚えて帰ってくださいー。

… 

キャイーンさんが公式YouTubeチャンネルでお2人が将棋で戦う様子をライブ配信していました。天カメも導入してて本格的。

https://www.youtube.com/watch?v=lo1aekwnAJ4&t=314s

キャイーンさんが将棋好きという話は聞いたことがなかったのだけど、【藤井聡太棋聖・初タイトル記念】と銘打っているように、いっちょやってみますか、という感じでしょうか。おしゃべりあり、助っ人ありで、見ていて和みます。

特別将棋が好き、というわけではないにしても、ルールはひと通りわかるという人はたくさんいると思うので、今後こうした将棋動画をYouTubeで展開する芸人さんが増えるのじゃなかろうか、と予測しています。

将棋の対局ってまぁまぁ時間がかかるので、長尺の生配信には向いてそう。ゆるゆると眺めるコンテンツとして最適なんじゃないでしょうか。ただ、見た目の地味さは相当なので、トーク力やさらなるゲーム性(罰ゲーム的な)が試されるところ。企画としては案外カロリー高いかもですが。

これはちょっと意外だったんですが、そもそも将棋をネタにしたコントってあんまりないですよね。ネタにしにくいのかな。たくさんありそうな落語でさえ「将棋の殿様」か「雨の将棋」くらいしか聞いたことないし(モチーフとしては登場するけれど)。

そういえば、羽生善治九段が永世七冠を達成した時も、将棋をネタにした漫才やコントが増えるかなーと期待していたんですが、なぜか全然出てこなかったですよね。

というわけで、この記事では個人的に気に入っている将棋コントをご紹介したいと思います。

①ザ・ドリフターズ【将棋と泥棒】

ザ・ドリフターズは、志村さんや加藤さんが将棋好きなせいか、将棋ネタたくさんあります。あの”もしもシリーズ”にも「もしもこんな将棋の挑戦者がいたら」というのがありますけど、個人的にはこちらの「将棋と泥棒」のが好きです。

縁側で将棋を指す男が2人。熱中するあまり、泥棒が来たことに気づきません。泥棒はこれ幸いとばかりに盗みを働こうとするものの、対戦している男たちのボヤき(「ちょっと待ちなさいよ」「あなた、それ取っちゃうの?」など)についつい反応してしまい…というのが、このコントの大筋になります。

泥棒が男たちの会話に翻弄される様子が面白いのはもちろん、実はこのコント、中盤から不思議な展開になります。会話が現実を浸食し、盤面とシンクロするのです。何気に入り組んだ構造になっていて、地味にお気に入りです。

②COWCOW【対局】

平たく言うと、駒の代わりにキャラメルやらおもちゃの車やらを使って対戦するっていうだけのネタです。

なんですが、よく見ると一応ちゃんと指しているんですよね。角道を開けたり、飛車を振ったりしています。二歩したときはちゃんと咎めたりして。

将棋が分からない人はもちろん、わかる人もちゃんと楽しめるというのは、将棋コントの理想型な気がするので、そういう意味では正しいコントな気がします。

③天竺鼠「将棋」

川原さんが将棋をお好きなのか、ちょいちょい将棋のネタをされているイメージがあるんですが、中でもとりわけ好きなのがこの「将棋」です。霜降り明星さんもこのネタがお好きだとYoutubeでおっしゃっていたので、知っている方もたくさんいるかも。

花婿(飛車)と花嫁(角行)が音楽に合わせて踊る、という常軌を逸した設定なんですが、それぞれのステップが完全に駒のそれと一致した動きになっています。前後のみ、斜めのみしか動けない新郎新婦が、軽妙な音楽に合わせて華麗なステップを見せてくれるネタです。

何をどうすればこんな設定が思いつくのでしょうか。いかにも天竺鼠さんならでは。COWCOWさんと違い、こちらは最低限駒の動きを知らないと意味が分からなすぎるかもしれないですが、個人的には一番好きです。ネット上で見られないのが本当に残念。有料で配信してくれたら課金したいくらい。

他にもアナクロニスティックさんとか、タモリさんの寿司将棋とか有名ですけど、お笑いでもっとたくさん将棋ネタが見れたらなぁ、という希望があります。ガチの将棋ファンに怒られないような将棋ネタ。このお題で皆さん作ってくれないかなー。

#日記 #将棋 #お笑い #キャイーン #ドリフ #COWCOW #天竺鼠

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