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入院記録

19歳にして初めて精神科入院となってしまった
何に対しても意欲が湧かず、寝ることも食事をすることもままならなくなり、通院先のカウンセリングで終わりの合図である「じゃあまた2週間後ね」とカウンセラーに言われた時、カウンセラーの前で初めて号泣してしまった、どうしても立てなかった、「どうすればいいかわからない、どこで休めばいいかわからない、休めない、」と他にも何か言った気がするけど覚えてない、
大学生で一人暮らしだから、実家に戻る選択肢もあったが、生憎私の家庭環境も褒められたものではなくて
結局開放病棟に2週間をする選択をした
親にはお金の面でも気持ちの面でも迷惑をかけすぎていると思い続けている
入院の話が出た時に、私が真っ先に「お金が、」と口に出すと私のカウンセラーは「お金なんてものは、あなたの命に比べたら安いものだよ」と言った 私のカウンセラーはドライだ、と思っていたけれどこの言葉はすごく私の心に刺さったまま動かない

病棟に入って3日目、日中は眠っていたり、折り紙や塗り絵をしたり、病棟を歩いてみたり、スマホで動画を見たり、売店に行ってみたり、いろんなことをして過ごしている
入院当初は大学の先生に入院した旨を伝えなければいけないことでてんてこまいになっていたけれどそれも落ち着いた

入院する直前まで自分の辛い、しんどい気持ちを押し込みすぎていた、いや、見たくないから見ないようにしていた、気がする、自分のその気持ちは勉強、生活に邪魔で仕方がなかったから
でも入院した今も自分がどん底に落ちてしまうのが怖くて怖くて自分と向き合えていない、自分の気持ちを見てしまったらもう後戻りができない気がして、

今日初めて売店へ行った
私の病棟から売店は少し離れていて、病棟の間の路地裏を歩いたり外を歩いたりしてやっとたどり着くところにある
その間に少し外を歩いただけで「外に出たくない、現実に戻りたくない」と思ってしまった
こんな気持ちで入院していていいのだろうか、私は前のように頑張れていたように戻れないのだろうか

私は自分で自分を認めてあげられない節がある
だから無理をしすぎるし、自分が無理をしていることにも気づかないのだと思う
入院してゆっくりするべき、学校から離れて何も考えずに過ごすべきなのにそれもできない
こんな入院生活でいいのだろうか、そもそも「〜べき」と考えてしまっている時点で、、

考えすぎるのが疲れたので今日はこの辺で

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