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杖をつくおばあさんに自分を重ねてみるけど全然うまくいかない

昼間に散歩していると、よくおばあさんやおじいさんが散歩しているのを見かける。
年をとると特に足腰は大事だもんね。
うちのおばあちゃんも毎日2回は散歩に出ていたな。
足腰丈夫だった。

杖をついて歩くおばあさんを見て、いつか自分も杖をつく日がくるんだろうなと想像してみる。
想像の中で、自分を年をとらせて適度に腰を曲げて杖を持たせて歩かせてみる。

どうにもうまくいかない。

それならと思い、すぐ近くにいる杖をついているおばあさんの顔に、自分の顔を重ねてみる。

これもうまくいかない。

自分がしわくちゃになった顔が想像できないのか。
考えるのを拒否しているのかしら。

逆にと思い、制服を着て帰宅する高校生やグラウンドでスポーツする小学生に自分の顔を当てはめてみる。
こっちは容易に当てはめることができた。

経験してきたことだから想像しやすいだけなのかしら。
年齢に対する意識が出ちゃったみたいでちょっと恥ずかしい。

寿命が伸びているとはいえ、80歳、90歳の頃に自分がどんな状態なのかなんて分からないもんな。
できるだけ健康でいられるように努力しようという気になった。


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