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血に見間違えるほどに美しい椿の花

いつもの公園の散歩コース。
枯木の中、ところどころ木に花が咲き始めてきた。
上を見て歩くことも増えた頃、ふと少し先にある木の下に血だまりが見えた。

ぎょっとして、いやでも、まさか、、みたいなことをぐるぐると考えつつ、足はその血だまりに向かう。

なんだ、血じゃなくて椿じゃないか。
近づいたらすぐに分かったよ、、あーびっくりした。
多分椿だと思うけど、今さら不安になってきたな。
身近な植物の名前でも意外に分からない。

ピンクと赤が混じったような鮮やかな色の花。
しかも満開に咲いている状態で、まさに今が最高潮です!と言わんばかり。
枯葉の地味な色味の中で、鮮やかな赤ピンクはそれはそれは目立っていた。

椿は枯れかけどころか満開の状態なのに落ちちゃうのか。
不思議だな。
こんなに美しい最中なのに落ちちゃうのはもったいない。

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