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ひとり東京散策(2)

(前回はこちら

昼食を済ますと雨が上がっていました。外は半分だけ青空が広がっています。前回でご紹介した愛宕グリーンヒルズの写真は、雨上がりに撮りました。

最近の東京は、雨の振り方がスコール状で、夏はまるで亜熱帯気候の東南アジアのよう。

ちなみに雨のなか頂いた昼食は、神谷町駅近くのインドカレー屋さんでした。本場のインドカレーやナン、サフランライスが食べ放題です。

「飯テロ」にならないように、料理は見えないようにしています。

ここも東京のど真ん中ですよ。

さて、増上寺に向かいます。見えますか?

望遠にすれば分かりますね。古いものと新しいもののコントラストが激しいのが東京。

東京観光気分を満喫するなら、こういうのに乗るのもいいんですけどね。映画だと歩道橋の上から飛び乗るシーンですかね。

オープンデッキのバスを追うように、芝公園(休業中のプリンスホテル)沿いを進みます。

むむ

むむむ

森の中のビアガーデンですか。

暑いし挫けそうになりましたが、そもそも夕方からしかやっていません。昼食直後ですし、踵を返して直進します。もう増上寺の三門(三解脱門)は目前です。

門前の案内板、いいこと書いてあるなあ。意味はよく分かんないけど…

門を潜ると、そこは観光名所の絵ハガキの世界です。

私の性格からか、すぐに向かって左手奥にある、「土木建築殉職者慰霊塔」に手向けます。過去に土木工事中に亡くなられた六万二千柱以上が合祀されています。なお、東京タワーの建設中に事故死された方はお一人だけ。

本当は慰霊塔横にある黒門の方が渋いんですけどね。私は、こちらの方が好みです。タクシーだって通れますしね。

増上寺の境内は見所がたくさん。

本堂(大殿)です。ちゃんと並んで、阿弥陀如来坐像に祈願致しました。

願い事は、スマホを落としませんように…(嘘)。内容は他言しないのが、お約束ですね。

増上寺は、徳川将軍家の菩提寺でもあります。

子育て安産に霊験あらたかとされる「千躰子育地蔵」の前を通ると、徳川家の六人の将軍他、多数の将軍家子女が眠る墓所の鋳抜門(いぬきもん)の前です。

こちらは、戦災で焼失した本堂(大殿)が1974年に再建されるまでの間、仮本堂として利用されていた安国殿です。

正直、キラキラし過ぎてなんだか分かりませ〜ん。

境内には、熊野みこし構もあります。

えっ、何それ?

ほら、あの三本脚の八咫烏(やたがらす)が目印のアレですよ。

えっ、もっと分からない?

増上寺の鬼門にある熊野みこし構がどんなところかは、是正、実際に訪れて見て下さい!

ところで、熊野は「ゆや」って読むそうです。

東京は、江戸の上に築かれているんですね。知らないことがいっぱい。

今回ご紹介のこれで増上寺の半分くらいしか見ていません。しかも、まわったところもほんの触りだけ。

せっかく日本語が分かるんだから、じっくり日本を旅をしたいものですね。

東京散策(3)につづく