体育祭作ってみた!
先に言っておくけれど、俺は何の取り柄もない高校生だ。
いや、もう既に「だった」と過去形にすべきなのかも。
無事に今月の一日に高校を卒業した。
自分自身、どんな人間かといえば、勉強は長続きしやしないし、スポーツなんて1ミリもできない、人付き合いもそんなにうまくなければ、悪さをしたいという欲もない。
「それなり」の少し下の日常を歩もうと思えば歩んでしまっていた。
そんな人間だ。
ただ、運だけの持ち合わせは最強で、いろんな人との出会いがあって、必死に食らいついてる間に、気がつきゃ幾つかのイベントをコンスタントに開くようになっていた。
高校一年生の時に始めたこのヘンテコな趣味というか特技というかは、みるみる内にいろんな方向に発展して、気がつきゃ10本以上も作ってた。この三年で。
一本一本毎回死ぬかと思うくらい大変で、いろんな問題がその度ごとに山積みになって。
それでも、なんとか仲間に協力を仰いで必死にえんやこら。最後には思いっきり笑って「またね!」でお別れ。
その繰り返し繰り返し。
別にこれで儲けようだなんて思ってないし、誰に褒められるわけでもない。
言っちゃえばただのデカイデカイ自己満足なのかも。
それでも、仲間やお客さんやその他もろもろを巻き込んで一つ一つを成立させてるもんだから、甘ったれたもんでは全くなくて、毎回本当に必死。
少しでも楽しめる人が多くなるように。素人ながらやれる限り拘る。
幸せとは一体ナニモノなんだ??
この答えをとにかく探し回ったのがこの三年間。
今のところの結論としては、不安が快楽へと変わる瞬間のことであるとでも思っておく。
その瞬間、全ては笑顔で埋め尽くされる。とっても素敵だ。
「不安」は幸せへの材料と位置付けていいのだろう。きっと。
そう確信した三年間だった。
長い長い前置きになってしまいましたが、なんでこんな卒業式当日でもなんでもない気持ちの悪いタイミングで三年間を振り返り出したかといいますと、実は先日、こんなイベントが無事に終わりました。
「遊び図鑑presents!もうひとつの体育祭2016」
高校生最後の体育祭が雨で中止になっちゃったから、もう自分たちで作ろうぜっていうイベント。
同じ高校の人40人が集まって、2チームに分かれて本気の熱戦。
もうとにかく熱かった。
自分は終始、進行と運営に専念致しましたが、見ててもワクワクする戦いっぷり。「青春って素敵やん」という頭の中の紳助さんが大爆発。
いやもう最高としか言いようがない。
毎度のごとく、いや、今回はいろいろ異例なことが多くていつも以上に準備が死ぬほど大変だったけれど、みんながこんなに本気になってくれたらもう言うことはない。
本当に幸せだよ。こんな最高な時間のど真ん中にいれるなんて。
こんな最高な景色を見れるなんて。
当日の詳しいひとつひとつの競技のレポートは今年中に発売予定(必ず作るつもり!)の自叙伝「遊び図鑑」に掲載する予定ですので、完成したら是非チェックしてみて下さい!
予定ばっかだけれど必ず完成させますんで!!!笑
と、ここまでの写真が1日目の出来事。
場所を体育館に移し2日目へ!
ちなみに、この間に私は人生初の39度越えの熱を出しまして、本気で死ぬと思いましたが、なんとか2日目までには持ち直しました。。
これに関しては色んな方にご迷惑をおかけしまして、色んな方のおかげで無事に2日目を実行できた次第でございます。本当にありがとう。
2日目も1日目に引き続き、どの瞬間を切り取っても嘘偽りなく最高。
体育祭を作っちゃおうっていうのが最大のボケ。もう笑いだよこれは。
ほんで、そのボケに乗っかってきちゃうみんなもかなり素敵。素晴らしい空間。
こんな人たちばかりそばにいてくれるから、「夢が叶ったらいいなぁ」なんてぼんやり思ってるチンタラしてるやつをみると本当に腹がたつ。
やりたいことがあるならやってみればいい。限界までまず動いてみたらいいのに。まじで。
それもしないで、何が「夢」だよって思っちゃう。
とにもかくにも、最高な人たちのおかげで、無事に「もうひとつの体育祭」が終わって一安心。
自分としては、これでようやく高校がお仕舞いな感覚。
本当にお世話になりました。
三年間好き勝手なことたくさんやってきたので、最後くらい高校の同級生の皆さんに恩返しをと思ってやってみましたが、結局ここでもいろいろ協力してもらっちゃって、恩を倍増させただけでした。
ごめんよ!必ずこの借りは返すから。
いつもありがとう。
四月から大学生なので、環境がガラリと変わりますが、なんらかの形でまたこんな最高の空間を作れることに携われたらいいな。
とりあえずしばらく休憩します。
そして、残り少ない春休みは、前々から言ってる「タイムマシン大作戦」や「遊び図鑑」などのモノづくりに勤しみたいと思います。これはこれで楽しみ。随時報告しますね。
いやぁ、ドキドキした。まだこっからもドキドキすることをたくさん見つける。
ドキドキさせてくれてありがとう。
「それなり」の少し下の日常なんかで満足しなくてよかった。
こんなに「最高」な日常に出逢えたんだから。
やっぱ攻めないとダメだね。
「それなり」の前後で満足しちゃってると、そのうちトンデモナイ絶望が来るから、そういう人たちは早くこっちに来た方がいいよ。
「最高」を目の当たりにして、ガーガー嫉妬するか、一緒にピースするかはあなたが選べる。俺でも選べた。だから大丈夫。
皆様の今後の人生が「最高」のものになりますように。そして俺の人生も負けじと「最高」であれますように。いや、必ず「最高」でありますよ。
ありがとうございました!
※ちょいちょい写真に写りこむこのステラおばさんみたいなやつは、障害物競走の惨劇により生まれた友達です。
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