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フリーランス初心者必見!契約で損をしないための5つのポイント

・契約って難しい。
・損をしていないか知りたい。
・分からないまま仕事を引き受けるのは怖い…
こんなお悩みを解決します。

フリーランス初心者にとって、契約を交わすことは大きな一歩です。

しかし、能力や経験に合った報酬が得られるか不安を感じたり、契約内容が分からないなど悩むこともあるでしょう。

そこで本記事では、
契約で押さえておくべき重要なポイントを紹介します。

具体例を交えながら、
フリーランス初心者が必見の5つのポイントを紹介します。
・業務内容
・報酬額
・報酬の支払い方法
・途中解約
・検品ルール
について解説します。

契約で損をしないよう、重要なポイントをしっかり押さえていきましょう。

水崎の簡単な自己紹介
・オンライン秘書として法務、採用、広報として活動。
・サラリーマン時代の7年間を経営、人事で過ごす。
・現在は起業し企業やDAOのバックオフィスを支えています。

※お仕事のご相談はこちらから※

契約の基本

フリーランス初心者にとって、クライアントとの契約は不安材料の1つです。

契約内容が曖昧で報酬や業務内容が分からず、自分の能力や経験に見合った報酬を得られるか不安になるかもしれません。

なぜ契約のチェックが必要なのかというと、以下の点が挙げられます。

業務内容が明確でない場合
どこまでが仕事の範囲か分からない。
業務内容が不明確な場合は、クライアントからの追加要望に応じなくてはいけないと思い込んでしまう。

報酬額が明示されていない場合
業務内容に対して報酬が極端に低くなり、クライアントとトラブルが起きる。

支払い方法が明確でない場合
支払いの遅延が発生するなど思ったタイミングで入金されないということがある。

途中解約の条件が曖昧である場合
途中解約には『クライアントから断られる場合』と『自分が理由があって断る場合』があります。
万が一のルールを決めておくことも重要です。

検品(けんぴん)ルール明確でない場合
納品した作品がチェックされないことがある。

以上の理由から、契約書の内容をしっかりと確認し、問題があればクライアントと話し合いをすることが重要です。

ここに挙げた5つの項目はトラブルになりやすい項目なので、
仕事を引き受ける際には確認するようにします。
(ぼくは必ず確認します。)

契約のポイント

ではそれぞれの内容を細かく見ていきます。
要点を押さえておけば契約は怖くはありません。

あなたが安心して交渉できるように以下にまとめます。

業務内容

仕事内容を明らかにします。

フリーランスの報酬は提供した作品や成果物に対してお金が支払われます。そのため最初にするのは、成果物の特定です。

Webライターを例に出すと以下のようになります。

【Webライターの仕事の流れ】
・リサーチ
・記事の構成
・記事の執筆
・ワードプレスへの入稿(納品)
・検品
・合格
・請求書の発行
・支払い
という流れです。

このうちどこまで行うのかを明確にします。

例えば『記事執筆』といっても
・文字装飾
・画像選定
・タイトル候補の提出
などがあります。

どこまで行うかによってかける時間も作業量も変わります。

報酬額に大きく影響する内容なので明確にしましょう。

参考までにぼくの場合は…

・リサーチ
・記事執筆
・文字装飾
・タイトル選定
・タイトル画像の作成
・ワードプレス入稿
・メタディスクリプションの入力

などの工程の中からどこまでをクライアントが求めるのかを確認します。
(この部分はあなたのお仕事の内容により異なります。)

クライアントとあなたの間で
「え。聞いてないよ」が無いように確認して下さい。

報酬額

上記の業務内容が決まれば報酬額の見込みも立ちます。

報酬額は引き受ける業務ごとに異なりますが、業務内容と紐づけて記載がされていることを確認しましょう。

再びWebライターの事例ですが、

記事執筆のみ→文字単価1円
記事執筆+リサーチ+画像選定→文字単価2.5円

のように引き受ける仕事に報酬を結びつけるとお互い分かりやすくなります。

もし値段をつけることが不安であれば、競合他社の価格を参考にするといいでしょう。ただし安売りは絶対ダメです。

安売りは【やればやるほど損】をします。
競合調査はあくまでも参考程度にとどめてください。

報酬の支払い方法

報酬の支払い方法も必ず確認をしてください。

理由はあなたは納品後の翌月に支払われると思っていたが、クライアントは翌々月の支払いと考えていることがあります。

「私はこう思っていました。」
は残念ながら通用しません。

必ず明記しましょう。

記入例としては
・納品後60日以内
・納品月の翌月末日まで
と支払期日を設定します。

お金の話をしたくないという方もいますが、
お金の話を最初にする方がやさしいとぼくは思います。

あとで言った、言わないということにならないように必ず確認する習慣を持つと、仕事がスムーズにいきます。

途中解約

フリーランスで仕事をする上で、途中解約が起こることがあります。

例えば、
・クライアントの都合で仕事が続けられなくなった場合
・フリーランス側の都合で仕事を辞めたくなった場合
などです。

実際にぼくは仮想通貨のライターをやっていた時には市場の悪化で打ち切りにあいました。

途中解約は、契約を結ぶ際に確認しておくべき重要なポイントです。

契約書にはおおむね、【途中解約】という項目で書かれています。

もし、記載がない場合には、クライアントと話し合って明確にしておくことが大切です。

伝え方としては
「万が一、作成中の作品をご指示で止める場合には、途中まで作成した分の料金を請求致します。」
のように先にお伝えしてください。

フリーランスの仕事を安心して行うためにも、途中解約についてはしっかりと確認しておきましょう。

検品ルール

検品は納品した成果物に対するクライアントのチェックのことです。

検品に合格しないと依頼完了とは言えません。
よくあるトラブルは納品しても検品がされないという事例です。

実際の事例としては、
・納品した作品の検品を依頼するも返信がない。
・検品がされないから報酬も支払われない。
という内容です。

クライアント側が大量に発注しすぎて
予算を超えてしまった時などに発生するトラブルのようです。

これを防止するためには
・検品は納品後〇日以内に行う。
・〇日を超えて合否の連絡がない場合は合格とする
と書くと、確実です。

検品トラブル防止のためには検品ルールを定めます。

まとめ

契約で損をしないための方法を5つのポイントに絞って解説しました。

・仕事内容を明確にして報酬と紐づける
・報酬の支払い方法を日にちを入れて決める
・途中解約、検品のルールを数値を入れて決める

曖昧さはお互いが不幸になります。
細かいと思われるぐらいがちょうどいいので、
気持ちよく仕事ができるように話していきましょう!

それではまた明日!

メール

yuuki.business03@gmail.com

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