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第3部不登校支援

ここからは「不登校支援」について書いていきたいと思います(^^)/
子ども達を見る時の根底理論は一貫して「寄り添う」なのですが、子ども達の状況や心情によって対応の仕方は変化する。
「不登校」にまでなった子ども達はとても苦しんでいます。
嫌なこと、辛いことは一つではない。
たくさん、たくさん積み重なって、もうどうしようもなくなってしまった。そんな感じ。
だから、私にとってはやっぱり特別。
元気な子ども達とは違った繊細な対応をしています。

じゃあ、どんな風に特別なのか。
前回、
『標準の子どものスタート地点は「好き、嫌いが自由に言える」状態』
とお伝えしました。
そこから、否定される言葉、「大丈夫なの?」と信用されていない確認の言葉などがたくさん使われると、

『自分に自信が無くなる状態』

になると感じています。
自分に自信が無いのに、自分で判断できないのに、やらなくちゃいけないこと、やってはいけないことが沢山あって…💦
辱められたり、嫌なことを言われたりして
「恥ずかしい」「悲しい」「困った」「嫌だ」「辛い」…
こんな感情がたくさんたくさん起こると、学校が苦しい場になってしまって…。

そこで、自己防衛本能が強い子は、自分の殻に籠る…
のだと感じています。
だから、私は不登校を選んだ子ども達エライ!って思ってます。
だって、自ら命を絶ってしまうような子って、学校に行ってる子、仕事している人じゃないですか?
引きこもりで命を絶つって、自ら命を絶つ方々の割合からすると多くないような。

自分の家が、自分を理解してくれる場ならいいんだけど、家族からも否定されると部屋から出られなくなる…。

ということは、その逆をやっていけばいい!(^^)!

【部屋から出られない子に対して】
・子どもの部屋に近づかない。
 (子ども部屋が2階なら、会談も上がらない)
・声をかけない。
・食事は決まった時間に部屋の前において、決まった時間に片付ける。

「近寄らない」「声をかけない」という行為は、子ども達は
『何にもできない自分を認めてもらえた』
と感じるんじゃないかなって思ってます。

えっ!
何もしないことがいいの?
そう、それが信じること、認めたことだと思ってます(^^)/



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