もし 私がふつうだったら
子どもの頃の夢は、仮面ライダー。
中学生ぐらいになってもずっと、仮面ライダーになりたかった。
でも私は同級生に言われてしまった。
「仮面ライダーなんかおるわけないやん」
「なれるわけないやん」
私は悲しかった、悔しかった。
しばらくして私は "スタントマン" という職業がある事を知った。
格闘技を始めた。
アクロバットも器械体操も習った。
仮面ライダーにはなれなかったけど、楽しかった。
そして私は格闘技や器械体操を通じて、自分より下の子を教える機会が増えた。
子どもと関わる