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では音楽なお話 その2

とても身近になってきた音楽

我々の時代、いやもっと先代の方々から比べると音楽というツールに触れる手段が大きく変わっているといえるだろう。

自分の世代がよく言ってしまっているのが、

CDを買わなくなったという事だろうか。

よくある話が、CDショップに好きなアーティストのCDを買いに行き
※予約もオプション
ショップのロゴの入ったビニール袋をニヤニヤしながら自転車で家まで持って帰り

あの割と開封するのに手間だったビニールを取り除き
著名な方またはゆかりのあるアーティスト等の帯コメントに目を通し

おおよそあまり音の良くない?CDラジカセまたはコンポにCDをセット

作りこまれた歌詞カードに目を通しながら

1曲目スタート.......


おお......


割と小ばかにして書いたつもりだったのだが、楽しそうではないか 笑

そう、わかるひとにはわかる

ほんの十数年前までの音楽の一般的な楽しみ方の一つだったのだ

かっこいいアーティストを知っている
そのCDを持っている
売れてるアーティストのインディーズ版を持っていた (笑)
※売れる前から知ってたよ
こんなアーティスト知ってるか?
金がないからアルバム変えない
貸してやるよ
次は俺に貸してくれ

おいおい借りパクすんなよ


CDは音楽好きのマストアイテムだったのだ間違いなく。

別に現代の音楽の触れ方を否定するわけではない。

それ相応の恩恵を聴く側としては大いに受け取っている。

なんならCDショップで購入した新作CDなんて厳密にいえばおそらく5年以上は買っていないだろう。

今は好きな時に好きな音楽を聴ける時代だ

スマホにイヤホン付ければ正直それなりの音質で音楽を楽しめるだろう。

歌詞だって大抵ググれば出てくるし

楽器ひきたきゃコードやTABはヒットする

YouTubeで弾いてみたがある


おやおや。。。

こうやって振り返るとずいぶん変わったもんだ。


いやいや、そんな当時からCDを買っていたわけではない

ただ、それなりに制限された環境での

音楽を想像する環境ってのはずいぶんと薄れてしまったのかなと思う

音源だけに込められた想い

お洒落なジャケットのアートワーク

どんな楽器使ってんだろ

媒体一つから大きな夢があふれてた



いまさら戻る事もないし

手間な事は敬遠されるだろう

ただ

その手間がおそらく

われわれの青春の一部だったのはまちがいないか



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