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映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファーストジェネレーション』は間違いなくジェネレーションシリーズである

水野です。

去る12月、『仮面ライダー 令和 ザ・ファーストジェネレーション』を観劇してきました。
そろそろいいかなあと思いまして、雑多に感想を。
ネタバレ配慮しませんので、そのあたりに地雷を抱える方はブラウザバックを推奨します。 

ちなみに、以下はふせったーを落ち着いてまとめた内容になる予定なので、当時の狂った感じをお望みであればこちらを。
https://fusetter.com/u/Mizuno_Haru

*あらすじ*
1. 夢
2. 常磐ソウゴ
3. なぜ「ジェネレーション」を冠することになったのか

1.ゼロワンを通して語られる「夢」の話

私はゼロワンのテーマの一つを「夢」だと思っています。
或人の夢は「お父さんを笑わせること」、もとい「みんなを笑顔にすること」(後者のクウガみがすごい)。もともとお笑い芸人を目指していたけれど、お笑い芸人に固執するのではなく、本来の夢とズレないからOKってことで社長になる。人間業ではないなあと思いますしとっても耳が痛い話…手段に固執しがちなわたし……

ともあれ、今回も映画も「夢」の話をしていたわけですが。

其雄さんもイズちゃんも「夢」を見ていたんだなあと思うんですよね。AIであっても。
いや、そもそも人間だからAIだからっていう話なんだろうか?
大小、貴賎なく、目指す世界があったり、なりたいものがあったり、やりたいことがあったり、そういう未来の話をすることが、ゼロワンでいうところの「夢」なのかなあと思います。
まあね、誰でも「夢」を持てるっていうシンプルなメッセージなんだけど、「夢」を持つのってなんか特別な気がしてしまうから、そういうのをひっくり返そうとしているんだろうな。

2.オーマジオウを経た常磐ソウゴ

ジオウについても語らねば!
というときに語りたいのはやっぱり常磐ソウゴよ。

奥野さん、通常放送から「王様だ…」という気持ちで観ていましたが、
映画になったらびっくり。魔王でした。

ソウゴの語る「過去は変えられないけど、未来は変えられる」ってなんだかとても重くて泣きました。
過去を変えて、未来を変えて、すべてもとに戻すことを決めた彼のことばです。過去を変えられるのはあたりまえじゃない、たくさんのライダーの力を使ってなし得た(なし得たというべきかはわからないが)ことだとわかっているからこそだよなあ。棚上げっていう人もいるかもしれませんがね。

そんなテーマだから、劇中でオーマジオウの力を使わなかったんじゃないかなあと思っています。

平成ライダーを自らのもとに束ね、ひとつの物語にしたうえで、すべてを解放した彼は、ゼロワンをも自らの物語としたうえで、背中を押したんだなあと勝手に思っています。
最高最善の魔王とはまさに彼のこと。祝え!

3.「ジェネレーションシリーズ」=「エモ」であり「ジェネレーションシリーズ」=「ライダーのあり方」というと言いすぎかもしれない

見出しでだいたい言いたいことは言いました。

ひっそり思ってたんですけど、「なんで令和になってまでジェネレーション引き摺るの?」って。そのタイトルじゃなくてもよくないか?と。

いやでもね、実際見たら確かにジェネレーションを冠するにふさわしい映画だったんですよ。

ジェネレーションシリーズを遡ると(といっても全部見ているわけじゃないですが)、仮面ライダーを観てきた人に向けてのメッセージに満ちていた気がするし、とりあえずエモだった気がする。fiとかfoとかの印象が強いって言ったらそれまでだけどね。

今回のメッセージはそのまま「自分自身の夢に向かって跳べ」ということ。
過去の誰かの夢を背負うのではなく、自分の。
それはそのまま「令和ライダー」を冠したゼロワンへのメッセージでもあるわけです。

過去に偉大なライダーがたくさんいる。
それでも、いい意味でそんなことは気にせず、ゼロワンらしく、ゼロワンの物語を紡いでいってほしい。
色々な人が救われたんじゃないかなあと思うんですよね。(いますごいゼロワンらしく邁進してるなあと思う)

エモの要素については……まあもう見てください、私の語彙がないのでね……力不足…………

結局、何が言いたいかちょっとわかんなかったわ〜私。
とりあえず仮面ライダーは最高なので観てくださいよ。以上。

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