観客制限の大相撲 声援を送れないのは切ないけど…
観客を入れ始めた大相撲。入場時の体温チェックと消毒、マスク着用でソーシャルディスタンスをとって……いつもとは全く違う場所となっている。
観客を入れて再開してくれただけでも嬉しいけれど、声援を送れないのはつらい……。
これまで相撲チケット入手は激戦で、とくに土日の国技館開は抽選で運よく当たって行ければかなりラッキー。相撲好きの先輩と、最速先行の抽選から申し込み、ふたりで枡席(4人分)1枚しか当たらないとかザラだった。
だったのに、今回は席がガラガラ。
砂かぶり席は無観客、枡席の人数を4人から1人に制限しているので、買えなくなるかと思いきや、土日の枡席チケットを前日で買えちゃうくらいだった。
興業的に大丈夫なのかな…と心配になる。お土産屋さんも全部は開いてないし、お茶屋さんもいない。懸賞の本数もすっかり減ってるように感じた。(以前は3周まわることもあったのに!)
飲酒は禁止。飲食もできるだけ控えるよう、国技館にいる間はマスクを着用しているよう、繰り返されるアナウンス。
わたしの大好きだった相撲観戦が戻ってくることはあるのかな、と少し悲しくなったのも事実。
ただ、ほんとに相撲好きが集まってるんだな、と「拍手」から感じた。
横綱土俵入りで「よいしょー」と言えないかわりに大きな拍手。熱戦に送られる拍手も、心なしかいつもよりタイミングが早い。
声に出せないぶん、応援の気持ちを懸命に伝えようとしている感じがビシバシ伝わってくる。そして、迫力ある取り組みには、やっぱり「おぉ…!」とか声が漏れちゃう。そりゃそうだよー
照ノ富士が一敗、朝乃山が二敗で迎える14日目。きょう決まるのかなぁ。
いちど話を聞かせてもらった照ノ富士が、けがと病からここまで復活してきてくれてることにウルウルしつつ、千秋楽まで応援したい。今場所は負け越してしまったも炎鵬も、けがなく場所を終えてほしいなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?