ミャンマー出身の板前さんが握る浅草の寿司屋
友人が「ミャンマーの方が握るお寿司屋さんがあるんだけど行かない?」と誘ってくれて浅草の「寿司 令和」へ! ミャンマーの方がなぜお寿司を……?と思ってたら、友人が「行く前にこれ読んでおいて!」と記事を2本紹介してくれた。
昨年6月にオープンしたお寿司屋さんは、経営者も板前もミャンマー出身の方なんだそう。みんなで出資して会社をつくり、物件を引き渡された昨年5月の元号変更にちなんで「寿司 令和」と名付けたんだって。
(板長の)マウンさんが来日したのは1996年のこと。母国では軍事政権が民主化運動を弾圧し、経済は低迷、学校を出ても就職先がなかった。海外に希望を求める若者が多かった。
「はじめはお寿司の味がぜんぜんわからなかったんですよ。ミャンマーは、カレーやスパイシーな料理など味が濃いもの、刺激が強いものが多いです。ところが和食は薄味で、繊細」(文春オンラインより)
母国ではない国の食文化を身につけ、そのプロになって起業するなんてほんとにすごい。
「なんでガイジンが握ってるんだ」という声があっても、「こいつぁいい寿司を握るんだから、まず食ってみてくれよ」と常連さんがかばってくれたというストーリーもいいなぁ……(「ガイジン」とか言う客には全力で引くけど)。
外観はこんな感じ。雷門から歩いて数分のビル2階。場所は一等地だけど、価格が良心的すぎて「だ、だいじょうぶ!?」という気持ちになる。
刺身、焼き物、煮魚、おつまみ、さまざまなものが取り揃えられてるメニュー。寿司のおいしい居酒屋さんって感じ。川海老の唐揚げ、カラッと揚がっててめちゃおいしかった。
個人的にヒット!だったのはカンパチのカマかな。
お寿司もかなりお手頃な値段で(モトとれてるんだろうか…!?心配になる)、そして、ちゃんとおいしい。
アジが生臭くなく、白身はぷりぷり、エンガワのうまみじわ~。
↑これは、ミャンマーの味と日本のお寿司が融合した名物「スパイシー巻き」。
具材は干しエビやキュウリ。ソースがマイルドスパイシーでおいしい。こんなに香辛料が使われているのを↓のYouTubeで知った!笑
接客も適度でよかったな~。ハイボールも日本酒もおいしかった。
非常事態宣言をへてお客さんは減っちゃったそうだけど……ぜひとも営業し続けてほしいので、またランチでも夜でも来てみようって思った。とってもオススメです。
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