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エッセイ

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瑞野が日々感じたことをそこはかとなく書きつくろうエッセイ×日記÷2な作品たちです。食べ物エッセイが特におすすめです。
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2023年1月の記事一覧

だれが唐揚げはカリカリサクサクこそ正義だと決めたのか?

最近「はなまるうどん」の唐揚げが熱い。 基本「週5松屋」生活を今も実践している私だが、それでもこんな記録的な寒さの前には暖かいものが欲しくなる。体の芯までガッツリ温まるようなダシとかスープが欲しくなって、そういう時にはいつも決まってはなまるうどんのわかめうどんを頼んで飲むようにかっくらっている。 はなまるうどんも、他のうどんチェーンで主流になった「天ぷらレーン」が設けられた後でうどんを注文するような仕組みになっているのだが、ここでチョイスできる唐揚げが実はすごくうまい。

いい退屈・悪い退屈・ふつうの退屈

どうも。たまに 『仕事嫌すぎる発作』に悩まされる 社会人1年目・瑞野蒼人です。 その経緯はこの記事からお読みください。 退屈さはなぜ生まれるのかあれからちょっといろいろ冷静になって考えてみました。なぜこんな発作が突然起きてしまうのか。もしかしたら社会人ってみんなこういう退屈さを抱えて生きてるんじゃないかなぁって思って。じゃあどうすればその根本を治療できるのか。 というのもね、多分ここで考えてあらかた芽をつぶしておかないと、今後の生活にも関わるなと痛感しまして。結局人間っ

#父親の記憶はいずれ薄れていくけれど

父親が私にはいない。 正確に言えば、「いた」。 父と母は幼少期に離婚をした。 当時は福岡の太宰府に住んでいたのだが、離婚を機に母方の実家に移り住み、そこから高校卒業まで母と生活を共にしてきた。もう父親の顔すら覚えていない。父方の実家もわからない。 最後にあったのはいつだ?小学生の時、急に夜中のジョイフル(九州のファミレス)に母に連れられて行って、なんかよく覚えていないが談笑をして、そのままさようならしたのが最後だと思う。あの時何を食べたのかもはっきりしないし、何を話したの

結局厄年になったら何をすればいいのかわからん

先日京都に行った時、たまたま八坂神社の前を通りがかりまして。せっかくなんてちょっと神様でも拝み倒してやるかと思ってフラッと立ち寄りました。 正月からもう結構時間が経っているのに、境内はごった返してまして。参拝客と観光客と外国人でね。京都は最近また外国人観光客が増えてきまして。さすが京都という感じの人の入りでした。 で、そこで私あることに気づいたんです。 ほら、よく神社とかに貼ってありませんか?「お祓いのご案内」とか。今年はこの年生まれの人は厄年だから祈祷をした方がいいで

気づけばお金のことばかり考えてる #社会人

マッネーマッネーマネー〜 マスビーマネ〜 インザリッメーンズワール〜。 これわかるやついるのか。ABBAの「Money. Money. Money.」ですよ。マッネーマッネーマネーって歌。この記事書いてる時ずっと頭の中でこれが流れてましたよ。 というのも、今月は結構生活が苦しい。 年末の帰省でまとまった交通費を使ったし、ちょこちょこ出費が重なってしまったもんだからしばらくもやしと米で乗り切るだけの生活になってしまった。 ふとした瞬間に預金残高を確認することが多くなった

朝がまた来る #阪神淡路大震災

質問です。 あなたは『阪神淡路大震災』の発生時刻を 正確に言うことができますか? 時々、思うことがあります。 もし東日本大震災がいつか全国放送のテレビ特番で追悼されなくなり、東北地方のテレビだけが3月11日を追悼するようになったら、それを私達はどう思うべきなのか。 良いことなのか、悪いことなのか。前進したと受け取っていいのか、風化へ後退したと考えるのが自然なのか。 事実、阪神淡路大震災はもうそうなっている。だんだん震災追悼の式典も、地域単位で開催しているものは縮小傾向

『カヌレ』じゃねぇよ、京都の名物パン『カルネ』だよ。 #ご当地グルメ

アンディー・ウォーホル展で京都に行ってきたので、瑞野渾身の京都ネタを大連発しようと思う。京都は嫌いだっつってんのに節操もなく大連発しようと思う。 突然だが、あなたが今で食べてきた中で思う「挟んで食べる美味いグルメ」第一位は何だろうか。サンドイッチ?ハンバーガー?それともハーゲンダッツのクリスピーサンド?あれ美味いよね~。キャラメルのやつが一番好き。 かくいう私は、「カルネ」だ。 は?何それ?とおっしゃる方が大半かもしれないが。これだけは譲れない。カルネが世界一美味い。最

京都で『アンディー・ウォーホル・キョウト』を観てきた。 #現代アート

#このデザインが好き 今朝、NHKのEテレでやってた「日曜美術館」でアンディー・ウォーホルの特集をやってまして。ついつい掃除の手を止めてじっくり見入ってたら「そういえばまだアンディー・ウォーホル展行ってなかったわ」と思い出し、善は急げと今日行ってきました。 知らない方のために説明しますと、アンディー・ウォーホルとはアメリカのポップアーティストで、1960年台からアメリカで前世を迎えた「ポップ・アート」の先駆者として知られる存在です。 スープ缶のラベルや、有名人の自画像な

大激怒2023

今日は本っ当に疲れた。 もうすぐに寝たいぐらい疲れているが 気力を振り絞ってこの記事を書いている。 まあ〜〜〜今日は怒った。腹の底から 会社で怒った。取引先に怒った。 どれぐらい怒ったかというと、同じフロアで仕事している偉い方に「今日はぷんぷんモードだったねぇ」なんて帰りのエレベーターで言われたぐらい強烈に怒った。こんなに怒ったのはかなり久々だ。 まああまり事情を話すのも良くないので端的に説明するのだが、今一緒に仕事をしている会社のその仕事ぶりがあまりに不誠実というか、

たこ焼き10個入り300円 #食エッセイ

大阪という土地をひとことで表すなら どこの駅で降りても必ず駅前に たこ焼き屋がある町だ。 そして大概の店がとても値段が安い。 よく見かけるのは「じゃんぼ総本店」とか「てこや」とか。駅前の商店街とか道路に面してお店が建っていて、常にそこらへんにいい匂いが漂っている。奥様やおっちゃんやちっちゃい子供が小銭片手にたこ焼きを買いに来ていて、大阪の下町を感じる牧歌的な光景である。 もちろんそういうチェーン系のたこ焼き屋もあれば個人でやっているような小さなお店もあって、そういうお店

急にハマってしまうネガティブの沼を瑞野はどう脱出するのか?

みなさんは「ネガティブ沼」の存在をご存じだろうか。 ネガティブ沼とは、突然どうにもならないレベルで後ろ向きなことばかり考えてしまう時間のことである。そんな時間、あなたにはありませんか?時々私にはやってくるのです。ネガティブ沼ズブズブの時間が。 例えば、同僚とうまく仕事が噛み合わなかったり、帰りの電車の中で嫌な人に会ったり、知り合いと会話の流れで変なことを言っちゃって気まずい感じになったり、それぐらいのほんの些細な出来事でも平気で心のネガティブスイッチが発動してしまう。

イギリスの街中で「Don't look back in anger」をかけたらみんな一緒に歌ってくれるのか検証したい

#行った国行ってみたい国 以前、我が敬愛のMr.Childrenが「SOUNDTRACKS」というアルバムをロンドンのRAKスタジオというレコーディングスタジオで収録し、その時の模様が収められた写真が展覧会形式で披露されていた。その時に見たロンドンの光景が、あるいは空気感がたまらなく好きで。 いつかこの人たちと同じ場所を巡り歩いてみたいと思いながら「地球の歩き方ロンドン版」などを手に取ってコロナ禍で妄想旅行なんかをしたこともあった。そんなこともあって、今私が行きたい国ラン

2022年最も多く読まれた瑞野蒼人の記事は何か今更振り返ってみる。#noteまとめ

皆様こんばんは。 「第1回(で終わる公算が大きい)輝く!瑞野ノート大賞2022」総合司会の瑞野蒼人です。(ここで読者から拍手) さて皆様。今年1年間私の他愛もない記事から建設的な記事まで様々な文章を読んでいただきましたが、2022年、もっと多く読まれた私の記事はなんだったのか?今日はPV数(2023年1月8日時点での1年間のPV集計を基に算出)と共に大公開していこうと思います。 「いやいやいや普通こういう企画は2022年末にやれよ瑞野」という皆様のツッコミの声が画面越しに

『ビートDEトーヒ』が鬼イジりされてるので普通に良曲だと一発ジャブ打っておく #音楽感想文

どうも。ヘビーTVウォッチャー・瑞野蒼人です。 2023年の幕開けに突如なんの前触れもなく 始まった私の『ビートDEトーヒ』ブーム。 朝の通勤時も昼休みも家帰ってからも絶えず「とりあえずポップなビートで逃げ出したい♪」がエンドレスで頭の中を巡り巡ってます。このままでは、私の2023年度上半期最多ストリーミング回数楽曲がこの曲になりそうなレベルです。 というか、まず『ビートDEトーヒ』を知らん人ばっかりやろうからそこをまず説明しないといけませんな。まあちょっと聴いてくださ