見出し画像

発表して時代の荒波を乗り切れ(火星みずがめ座期:2020/3/31~5/13)

成果物を発表しろ。
「今は時期が悪すぎる…」としまい込んだりせずに、とりあえず世に出せ。

この記事の趣旨は以上です。インターネットをしすぎるとかえって不安になるご時世なので、今すぐブラウザを閉じて発表準備に取りかかりましょう。発表するべきものがまだ仕上がっていないのでしたら、今すぐ倒しに行きましょう。私もなにひとつ仕上げていません。

積極的に現実から目をそむけていきたいので、今回も蛇足を添えます。

火星が2020年3月31日~5月13日にかけてみずがめ座を通過し、占星術的には「成果物があるなら今すぐ外に出せ!機が熟すのを待っていたら時代に乗り遅れちまう!」という時期に突入します。ちなみにオラオラしているのは火星です。
なお、この場合の「成果物」とは、2020年2月16日~3月31日の火星やぎ座期に作り上げたものです。まだなにも完成していない人は火星やぎ座期の居残りタイムです、ガッタガタでもいいのでとりあえず仕上げましょう。火星みずがめ座期のうちに終わらせて発表に持ち込めればギリギリセーフです。そういうことにしておきましょう。

ちなみに、みずがめ座生まれのひと限定ではなくて、創作をやっているひと全般に向けた内容です。


そもそも火星ってなに?

なんなんでしょうね…。
占星術的にものすごくざっくりと言うと、火星は生き残るための武器です。
本能をあおり、命を燃やす着火剤です。目の前の環境を切り拓き、自分自身を切り裂く刃です。持て余しているとくすぶり、押し入れにしまい込んでいると生き血を求めるようになります。

火星をちゃんと使ってあげることで、より強い作品をつくり、よりぶっ刺さる発表ができるようになったりします。なので、「火星を活用することで、ほとばしる創作意欲をいい感じに燃焼させてすっきりしよう!」がこの記事の趣旨です。

ここまで前回の記事のコピペです。


とりあえず表に出せ

火星は1.5~2年間かけて太陽の周りを公転します。

いわゆる12星座は黄道(太陽の通り道)上の位置を表していて、おひつじ座から始まりうお座で終わります。

前回、火星がおひつじ座を通過していた時期が、2019年1月1日~2月14日。この時期に意識しはじめたことについて、2020年3月31日までになんとか仕上げられていたら花丸です。

べつに創作物でなくても構わないのですが(それこそ「1年以上休んでやっと元気が戻ってきた!」とかでもいいんです)、創作という縛りがのあったほうがいろいろと説明しやすいので、できればお手元に創作物をご用意いただければと思います。「ゴールは見えているけどまだ仕上がっていない…!」という場合は力尽くでゴールしてきてください。完成の目途が立っていない場合は…夏が来たら仕切り直しましょう…。

おひつじ座から数えて1~4番目の星座は個人的な領域、5~8番目の星座は対人的な領域です。
そして、9~12番目は社会的な領域になります。9番目のいて座と10番目のやぎ座でものごとを社会化し、11番目の星座であるみずがめ座からは社会を超えて「時代」を視野に入れます。

広すぎない?と思うのですが、2020年3月30日現在、「時代の波」を頭からかぶっていたり、巻きこまれてもみくちゃにされている方が大勢いらっしゃるとか思います。コミケを始めとしたイベントが中止になったり、コンサートや舞台が中止になったり…あまり生々しい話をしてもつらくなるだけなのでやめておきましょう。

とにかく、時代を視野に入れながら、創作という個人的な活動について自分なりに評価していきたいのです。そして評価を通じて見えてきたものこそが、時代の荒波を乗り切るためのヒントになっていくんです。

火星がみずがめ座を運行する期間は2020年3月31日~5月13日です。

みずがめ座は価値あるものを共有する星座です。あるいは価値をはかる星座と言ってもいいかもしれません。なので「自分にとって価値のあるもの」…すなわち成果物を発表する必要のある時期なんです。発表後の成果物は「自分だけのもの」ではなく、「時代の構成物のひとつ」になるため、今までと違った目線で鑑賞することができたりするのではないでしょうか。

そして、外に出すことで成果物と距離をとり、今までになく冷静に見つめることで、初めて自分なりに評価することができる…はず…です。

また、発表するということは第三者の目線にさらされるということでもあります。つまり、なんらかの反応があったり、なかったりするということです。この反応を通して、成果物の価値をはかっていくこともできます…が、今はコンテンツ供給数がとても多い時代なので、他者からの反応がないこともよくあります。ありますよね? そして情報の多さにみんな脳みそが死んでいるので、反応している余裕がなかったりします。なので、無反応=無価値と考えると死にます。

たとえ何座生まれだろうと、みずがめ座っぽいことが苦手なひとは発表することを嫌がったり、第三者からの反応に過敏になっていたりします。なので、「発表しても反応がなかったらどうしよう…」とか「変な反応がきたりしないかな…」とかいって発表を先延ばししそうになったら、「反応ないのがデフォルトです」「変なやつがきたらぶっっっっっころころする!」などと、冷静と情熱のあいだでうまいことやってください。火星は己道を切り拓き、邪魔者を斬り伏せるための血まみれの刃みたいなものなので、ときどき生き血を吸わせてあげると喜ぶでしょう(※個人差があります)。

そして伝説へ――

なぜ成果物を世に出す必要があるかというと、未来へ進むためです。いつまでも成果物=過去に囚われていたら、そこから動けなくなってしまいます。成果物が大切なものであるほど、人生の重石となります。しかも、背負っている内にどんどん重たくなっていきます。あとたまに腐ったりします。だからこそ、発表を通して、成果物の重みを他者に分散していきたいのです。

また、成果物を風向旗にして時代の流れを読み、これからの戦略を立てることもできるはずです。火星といえばサバイバルです。どんなふうに成果物を他者に見せれば価値が伝わるか考え、魅力を発揮できるよう試行錯誤を繰り返した者が、時代の荒波をかきわけ、新たなる伝説となっていくのでしょう。

伝説の話は火星がうお座に入ったとき(2020年5月13日~6月28日)にでもしようと思います(なぜなら原稿の締切が明日だからです)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?