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発達障害と断定されるメリットとデメリット

うっかりものの天然キャラですんでいた私が最近、感じることです。

発達障害と診断されるメリット

①療育を受けることができる

小学生くらいまでのあいだに診断をうけることにより、療育というものをうけることができるそうです。
私は、受けたことがないので内容はあまりわかりません。

しかし、療育をうけることにより、自分の特性を理解して折り合いをつけながら生きるための術を手に入れるのではないかと想像しています。

特性に対する具体的な対処法や社会生活を送る上でのストレスの解消法などを学ぶのでしょうか?
それとも発達の凸凹を補う方法があるのでしょうか?
療育を受けた人は、うつ病などの二次障害になる確率が低いそうです。
二次障害に苦しむ者としては療育を受けたかったと思います。

②合理的配慮をうけることができる

医師による診断書を頂くことにより、合理的配慮をうけることができます。
多分、これは専門医はじめ様々な方々の尽力の賜物なのでは?と感じています。

具体的には
聴覚過敏の場合
イヤーマフ、ノイズキャンセリングイヤホンの使用が認められる

聴覚過敏の症状で困るのは、耐え難いノイズに対しての苦痛です。発生源は人の集まる場所です。それぞれに雑談をしているまとまりのないうるささはノイズそのもの。
毎日通う学校🟰苦痛の図式が成立してしまうのです。

しかし、上記のものが使用できることにより、苦痛がやわらぎ圧倒的に活動範囲が広がります。
逆に認められなければ大きな苦痛と不安のため、学校をはじめ人が集まる場所へは行くことができなくなります。

別室受験が認められる

テスト中は静かだから、イヤーマフなどがなくても大丈夫でしょう?と思われるかもしれませんが、
会場につくまで、テストが始まるまで、ノイズに耐えなければなりません。
また、発達障害により社交不安障害や不安障害が二次障害として起きていることも多く、同じような年齢層の集団への参加は難しくなります。
しかし、別室受験が認められれば静かな環境で安心して本来の力を発揮できるのです。

上記以外にも、大学に入学してから学校生活上の合理的配慮をうけることにより、留年や退学せずに卒業できる確率が上がります。

二次障害に対する治療

発達障害と診断されなくても、うつ病など治療は受けられます。ただ、たくさんの精神身体的症状が起きている場合もあり、その原因が発達障害であることがわかることにより、的確な治療を受けることができます。

発達障害と診断されるデメリットとして考えられること

自分は普通とは何か違うと思っている。しかし、検査により確定診断された時、自分をラベリングし落ち込みそうな気がします。
これは未経験、、。

また、わからないけれど発達障害の特性がおおやけになってきているため、他人からの目が気になる上、診断で確定されたらどんなふうになるのだろうと不安です。

発達障害の検査前のおばちゃんの思い

リエゾンというドラマを以前、号泣しながら見ていました。
あのドラマのなかで心理士さんが主人公に生活上の工夫をコーチングしている場面がありました。主人公の生活が徐々にスキルアップし生きやすくなっていくのですが、生活上の困り感は、年齢ごとに変わっていくと思うので
カウンセリング➕コーチングで少しでも生きやすく、まわりへの負担が少なくなったら、、、

おばさんが発達障害と診断されることで得るメリットもあるのかなと思います。

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