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【読書.2】デジタル・ミニマリスト

善良な市民の皆さん、こんにちは。

まずは、この記事を開いてくれたお礼を言いたい。

ありがとうございます。


一つ、質問をします。

「この記事はご自身の意志で読んでいますか??」

「YES!」と答えた方はきっと、"デジタル・ミニマリスト"について調べていたり、既に読み終えていて他者の感想を知りたいとかですか?

「NO!!」もしくは、「よくわからない」という方には、なぜこの記事を読んでいるのか答えをお教えしましょう。

そう仕向けられているからです。


誰に?なぜ?どうやって?

私たちは知らぬ間に人間性を懸けた戦いに半ば強制的に参加させられていたのだ。

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今、一番利用している(=多くの時間をさいている)SNS、デジタルコンテンツ(Youtube、ネットフリックスなど)を一つ思い浮かべてみてほしい。

私の場合は、Instagram、Youtubeに圧倒的に時間をさいていた。

(この記事にたどり着いた方はtwitterが多いでしょうか?)


そして、そのコンテンツの利点をいくつか挙げてみよう。

私にとってInstagramの利点

・海外のアーティストの私生活を見られる

・最新のコスメの情報をすぐに知れる

・友達の日常の様子がわかる

・同じ趣味の仲間がみつかる

・写真を撮るために料理の盛り付けにこだわるようになる


ざっとこんな感じです。

そこで、仮定の話。

「もしもそのコンテンツ利用1分ごとに100円かかるとしたら毎日何分利用するか?」


どうでしょうか。少し考えてみてください。

私は、まずInstagramはアンインストールをします。

Youtubeは本当に大好きな特定のYoutuberの方を月に1度の楽しみに30分観る程度になると思います。


では、もし1分10円だったら?

Instagramはあいかわらずアンインストールされたままですが、Youtubeは月に1度のご褒美ではなくなって、週に1,2度のご褒美になっているかもしれません。


では、最後、もしも、時折流れてくる広告を観るだけで無制限に無料で観られるとしたら??


私たちは無料で(Netflixなど一部サブスクリプションもありますが)それらのデジタルコンテンツを"利用して"メリットを享受しているように感じている、いや、感じさせられているけれど、実際はデジタルコンテンツを提供している企業側に"利用されている"にすぎない。

なぜなら儲かるから。広告を見せるためにユーザーに長時間コンテンツを利用させるためのマニュアルがある企業もあるようです。


時間は平等です。私たちは皆、1日24時間与えられています。

1分過ぎるとどうなるでしょうか?

寿命が1分減ります。

それが10分でも1時間でも5時間でも変わりません。

過ぎた時間の分だけ必ず寿命は減っていきます。

大切な時間を、他人のお金儲けのために安々と差し出してはいけない。


この「デジタル・ミニマリスト」は企業の仕掛ける罠をかいくぐり、主体性をもってデジタルコンテンツと接していくためのノウハウが散りばめられた素晴らしい一冊です。

スマートフォンと共に生きる我々には必読の書といっても過言ではない。


次のような方にはぜひとも手にとってほしいです。

・一日中スマホを見て後悔をする

・SNSで知らない人といつの間にか口論をしてしまう

・毎日ニュースを追い続けてイライラしている



私はこの本を読んでる最中からSNSをほぼ見ないようにしました。

決まった時間に特定の人だけ見ています。

多くのメリットがありました。

・綺麗好きな性格になって(元に戻った)常に部屋が整頓された状態になった

・食後、ダラダラせずにすぐに立ち上がってかたづけられるようになった

・対面すらしていない人間との人間関係で悩まなくなった

・趣味の時間を楽しめるようになった

・人と現実世界で会うのが楽しみになった

・やりたいことが増えて、かつ、実行が速くなった

・厳選したSNS利用時間をすごく大切に扱えるようになった

細かいメリットはもっと沢山あるけれど書ききれないのでこのくらいで。


デメリットはあまり思い浮かばないけれど頑張ってあげてみます。

・"最新の話題"は全くわからなくなった

・SNS上でのつきあいに重きを置いてる人とは当然、疎遠になる

このくらいです。今のところ、どうしようもなく困った事態は起こってないです。


個人的今年度オススメランキングTOP3に入る名著でした!!

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