映像コンテンツプラットフォームの群雄割拠
Netflixの大活躍で火蓋が切られた映像コンテンツプラットフォームの大戦国時代ですが、今後まず伸びてくるのはDisney+だという予想が立っています。これまでオンデマンド配信されていなかった、眠っていたビデオコンテンツが次々とあらゆるプラットフォームに乗っかる中で、他社製コンテンツのアーカイブの量だけでは差別化が難しいフェーズにいずれ入るだろうからです。そうなったときに最も差別化の柱になるのは「独占配信」コンテンツの面白さになります。どこかのスタジオと契約したり買収したりするか、あるいは独自のスタジオを立ち上げてコンテンツを作るかに力を入れていかなければいけません。そうなったときに、以前から強い制作力を誇るDisneyが集客力を見せるでしょう。
プラットフォーム群を俯瞰すると、以下のようになるでしょうか。
海外
・Netflix
・Amazon Prime Video
・Disney+
・Hulu
国内
・Abema
正直、全人類をターゲットにしたプラットフォームでキラーコンテンツになるのはどうしてもお遊び、エンタメになると思います。
イカゲームの大ヒットが良い例だと思います。
一方で、経済やビジネス、最新の科学やテクノロジーをテーマにしたニッチな大人向けプラットフォームはまだグローバルには誕生しておらず、グロービス学び放題やNewsPicks、古くは日経新聞のような堅いコンテンツに力をいれるグローバルプラットフォーマーが出てきてもいいのではないか?と思います。エンタメコンテンツがグローバルに成功するのに対して、ビシネスコンテンツがグローバルに成功しない理由はあるでしょうか?
まあ、ノウハウを作るところから始めないといけないので、なかなか骨が折れる作業にはなると思いますが。
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