【詩のようなもの】 付加価値 【過去詩】
【付加価値】
年賀状の価値上がってない?
レコードの価値上がってない?
過去の価値上がってない?
手軽な生活動線を構築した先に
新しいものの裏で蠢く歴史の産物
三拍子揃わない感じの
欠けた合理性に魅力と魔力を
そして価値を感じる
無くなっていくものもある
だけど残り続ける
その意味に価値を見出せる
そんな循環を目の当たりにしている
僕は失っていく情緒にこの先も
付加価値を感じていけるのか
合理性の追求に辟易した瞬間
歴史に後戻りしながら
将来へ進むことはまだできるのか
あやふやな価値観が彷徨っている
最後まで読んでくれてありがとうございました。
過去の詩のようなものから再掲した作品です。
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水宮 青