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【詩のようなもの】 ラッキーを探して 【過去詩】

【ラッキーを探して】

金欠を迎える月末
示唆的に動いた顛末
誰に残ることもない泡沫
各々の抱えた不安の一抹

何の関わりもない誰かが
膨らました想像をブレンド

出来上がったのは
今日を過ごす為のエピソード

自己否定することでしか
自己の存在を肯定できない図式
楽だけど苦しいな

時折バスタブの中に埋めた顔が
ブクブクと泡と共に沈んで
そのまま遠くへ行きそうだから
まずはここから月初めの週末を
何も考えずに遊びに行ってみるよ
場末のラッキースポットなんかどうだろう


最後まで読んでくれてありがとうございました。
過去の詩のようなものから再掲した作品です。
気が向いたら他の記事も読んでみてください。

水宮 青