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ストレングス漂流記⑦:弱みと下位資質について分析する話。2年間、ストレングスファインダーと向き合って、自分が成長できたことを書く。

やっと上位資質における読み込みまで書けました。続きまして、弱みと下位資質について記入します。

第一優先は強みを磨いていくことです。次に弱みや下位資質を対処するか、手放すかを考えます。対処するか、手放すかの選択をするためにも、弱みと下位資質も分析していきましょう。

まずは、おさらいです。


Top11の上位資質における読み込み(おさらい)


そこそこ考えて、そこそこ動ける人間関係構築系。けっこう器用貧乏な資質の組み合わせ。

問題解決が得意で、原因を追究しながら必要なリソースを利用して解決をしていく。

困難や緊急ががあっても、意味を柔軟に捉えてしなやかに受け入れる。
もしくは困難や緊急に対して「エイっ!」と、背中を押して前にも進める。
人の気持ちに寄り添い、相手の歩んだ人生を大切にして、困っているようであったら、すぐに助けようとする。

現在を過去に結びつける独特な世界観を持っている。

実行時には、堀を埋めながら周りをかためてこなしていくタイプ。
しかし緊急時には、気持ちを切り替えて即対応ができる柔軟性も持つ。

考える資質と発想する資質があるので、思考のサイクルを回したり、
アナロジーで物事を解釈できる。

弱みを平均的能力までに伸ばす育成ができる(面倒見がよい)。
育成方法は、寄り添って励ましていくタイプ。

相反する資質によって、思考や感情が綱引きをしやすい。

右脳的な感情と左脳的な思考の、両方を大切にしている。
そのため、相手のことで思考がグルグルしやすい。
そして、論理的に明瞭な状態を追究したがるが、
相手の気持ちを考慮して、曖昧な状態でも追及を控える。
ただ、無理して控えているのでストレスは溜まる。

そもそもは、他人軸の考え方をしているが、自分軸にも向く。
そのため自分軸になると、他人軸が自分軸を責めたがる。

性格は非常にナイーブ。
ポジティブにもネガティブにも思考の幅が広がっている。

独自の発想で、人が楽しめることをいろいろと考える。

他人のミスはよく見つけるが、自分のミスには無頓着。

以上です。


上位資質の強みから分析される弱み

まずは、強みがあるために抱えてしまう弱みから見ていきましょう。


①回復志向✕慎重さ

弱み:ネガティブに目がいきやすい。
対処:自動思考であることを自覚するして正誤を客観的に判断する。

②原点思考✕慎重さ

弱み:エビデンスがないと動きづらい。
対処:お守りとしている適応性を信じる。

③共感性✕適応性✕運命思考

弱み:受け入れすぎて疲弊してしまう。
対処:ある程度は断る。極度に疲弊したら、しっかり休む。

④成長促進

弱み:相手が求める以上にお節介をしてしまう。
対処:ムズムズするけど、いまは自分から、あまり対応しない。

⑤共感性✕自我

弱み:他人軸と自分軸の間で責めぎあう。
対処:居直る。ちゃんと感情を味わって、ときには軽いグチもこぼす。

とにかく、
①基本ネガティブで臆病だし、
②エビデンスがないと動きにくいです。
③それと、お願い事を断るのが苦手で、ついつい引き受けちゃいます。
④なんならば、お節介までしちゃいます。
⑤そして、人のためと思ったことが、自分のためだったのではないかと責めぎあいます

なので、
①ネガティブがでてきてもクセであることを自覚し、客観的に受け止めて、
②勢いでなんとかできた時のことと、自分の資質を信じて動きます。
③アサーティブを学び続けながら、本当に無理だったらしっかり休みます。
④最近は、お節介を控えているので、本当に必要な時が分かってきました。
⑤優しい人という、一番言われている、みんなからの評価を信じて、ときには人間らしくマインドフルに感情を味わいます。

まだまだ時間をかけて対処をしなければいけませんが、
あせってもしょうがないですw


資質全体の傾向と下位資質から分析される弱み

つぎは、資質全体の傾向と下位資質に焦点を当てます。

資質全体の傾向

人間関係構築系上位20位内にほぼ集中
戦略的思考系満遍なく広域に分布
実行力系満遍なく広域に分布
影響力系下位20以下にほぼ集中

資質全体の割合

35%:人間関係構築力系
25%:戦略的思考力系
25%:実行力系
15%:影響力系
*右にある棒グラフが割合です。

傾向からの分析

戦略的思考力系と実行力系は、
ほぼ同等で、満遍なく分布されている。

そして、人間関係構築力系が上位を占めており、
影響力系のほとんどが、下位に占められている。

以上のことから、
相手のこと優先するあまり、自分がおろそかになってしまう傾向がある。ギバー体質であり、ギブをしていくことは大事だが、テイカーには毅然とした態度で、断れるようになることが大事。

下位資質から分析される弱み

上位資質:1-11位
中位資質:12-24位
下位資質:25-34位
*僕自身の主観的な判断です。個々人によって違います。

特に気になる下位資質

指令性✕競争性
コミュニケーション✕社交性
活発性
収集心
達成欲

*信念・目標志向・包含は気にしなくていいと思ってます。

所感と対応

指令性✕競争性
所感:適応性✕運命思考優位なので、やる気がないように思われる。
対応:手放す。あまりにも自分らしくなさすぎる。

コミュニケーション✕社交性
所感:おしゃべり上手ではなく、初見が苦手なので、交遊も狭い。
対応:分析思考的な丁寧な説明ができるスタイルで話す。
   狭くても親密な関係を大事にするので交遊の範囲は気にしない。

活発性
所感:思い立っても立ち止まってしまう。
対応:適応性・ポジティブを使って、活発性ほどではないが、思い切りをつける。

収集心
所感:考えて発想はできるが、元となるリソースを集めるのが苦手。
対応:分析思考・原点思考・慎重さのモチベーションで、必要な情報だけでも入手できるようなスキルを工夫して身に着ける。

達成欲
所感:馬力がない。なんでも引き受ける割にはバテやすい。
対応:手放す。そのかわり、休めるときにしっかりと療養をする。

総評

基本はネガティブに目がいく。

臆病で慎重なので、エビデンスや確信がないと実行をためらいやすい。

他人軸なので、要求を断るのが苦手。そして、なんでも引き受ける割には、疲弊しやすい。しまいには、ついつい利用されてしまいがち。他人軸のわりには、承認欲求も高いので、ギブすることに自分責めをしがち。

ナイーブで感情の起伏が激しい。

おしゃべりが苦手で、初見の相手を敬遠する。

考える力はあるが、肝心の情報収集力がない。

総評への対処

ネガティブがクセであることを自覚して、俯瞰して客観的な判断をする。

受け入れの強さや、気持ちの思い切りさで、自分の背中を押す。

アサーティブな、率直な自己主張の方法を少しづつ学んでいく。

他者から最も評価されている「優しさ」を自覚して、自分も、善し悪しのある人間であることを受け入れる。そして、いざとなったら、ストレスをしっかりと発散する。

マインドフルネスで、EQを育てる。

誠実に相手に伝わる説明ができるようになればいい。初見が苦手でも、長くて深い親密な関係性を大事にする。

情報への欲求をモチベーションにして、適度な情報量を集められるていどには、収集方法を工夫して確立する。


以上です。正直なところ、無理なことは潔くあきらめましたよ。

次の記事は、この2年間での、気持ちや考え方の移り変わりを投稿します。まだつづきます。

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