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親子の初体験とモノクロ写真


今日長女の学校説明会へ2人で行った後
一人で電車で帰宅させてみた
次は一人で往復せねばならない行事があるので練習

とはいえ
お母さん心配

バイバーイ気をつけてねー
と小さくなっていく後ろ姿の跡をつけ
バレない様に階段の中途半端な位置から
大人でもちと分かりにくい仕様の券売機を前に困ってウロウロしている姿を盗み見る
隠れて覗いて
明らかに怪しい
隠れて覗いて
あれ、いない
切符を買いさっさと改札に入ったのだろう

途中止まりの場合は次を待つ様話したが
間違えて反対側の電車に乗った場合は対処できるだろうか
地震で途中で電車が止まったらどうするか決めていなかったな
などなど考え
帰宅の連絡がくるまでの時間の長かったこと

前もってこういう時はこうしようと考えるのは簡単だけれど
実際心配する状況に身を置きながら色々と考えるというのは危機感の度合いが遥かに高く良くも悪くも想像力が膨らむ
久しぶりの落ち着かない心持ちではあったが
リアルに様々な想定が出来て良かった

娘の無事が確認できた頃には本日の次なる目的地
六本木

交差点で
学ランにデッキシューズみたいな靴履いた若者が慣れた様子でタクシー止めて乗る姿なんて見ると
東京ってすごいなーと思う埼玉県民
都民の友人から翔んで埼玉面白いとLINEがきて喜ぶ埼玉県民

立ってるお巡りさんを見て麻布署勤務だった友人一家を思い出す

そして向かうはミッドタウンのフジフイルムスクエア
相原正明さん写真展
氏からのパリのお土産ありますよ〜の言葉に釣られモノクロフィルムの紙焼きを観に行った

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承諾を得て撮った数枚は
グッときた瞬間


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空、雲、山
モノクロフィルム特有のザラッとした感じ
粒子のつぶつぶつぶつぶつぶつぶ

デジタルのモノクロをあまり見ていない不勉強であれこれ言えないが
モノクロフィルムのバライタ紙焼きは
グッとくる
という言葉でしか私には表現しようのない良さ

暗室プリントしたいなー
と暗闇赤ランプに想いを馳せつつ
暮れなずむ街の光と影の中
帰路についた

帰宅し相原さんからのパリ土産のお扇子を見た次女

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そろりそろり
そろりそろり

とモノマネ
なかなか芸達者

貰ってきたパンフレットは次に観に行きたい写真展

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スナップに心惹かれ
ただ今知らない街を彷徨い歩きたい衝動に駆られ中





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