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霧の妖精(詩)

水色にけぶる朝
霧の粒が形づくられるように
少女は徐々に姿を現した
少女の背中には羽根が付いていた
立ち止まる私の前に来て
少女は笑顔でウィンクすると
羽根を広げて
森の彼方へと消えていった

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