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自己肯定感(詩)

誰もいない夜に
僕はひとつの点になった

自分のことが大嫌いな僕は
自分の嫌いなところを
ひとつひとつ削ぎ落としていった
その結果として
僕はひとつの点になった

自分の嫌いでない部分が残ったのだろうが
何が残ったのかは
あまりに小さすぎて僕自身わからない
それでも気分は軽くなり
僕はひとつの点としての僕を好きになった

さあ新しい年がやってきた
今年僕は生まれ変わるだろう

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