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光の粒(詩)

「空気中の光の粒を集めておくと幸せになれる」
昔、おばあちゃんに言われた言葉を今になって思い出した。
小さい頃に集めた光の粒はもうどこにあるかわからない。

あれから僕は日陰を生きてきた。
情熱や夢、希望という言葉が嫌いだった。
だから今、光の粒の貯金はゼロの状態ってわけだ。

僕は3日ぶりに外に出た。
雲ひとつない青空から光の粒が降りそそいでいる。
僕は両手を広げて光の粒を体に取り込んだ。
光の粒は次から次へと僕の体の中に溜まっていった。
僕は満足して家に帰った。

部屋の中がいつもより明るく感じた。
体がホカホカ温まる感じを久しぶりに味わった。

「空気中の光の粒を集めておくと幸せになれる」
僕は明日もきっと町を歩くだろう。
光の粒と戯れるために。

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