![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110984910/rectangle_large_type_2_470bf9b68a07be99f195bb9ef88c1847.png?width=800)
Photo by
piccolotakamura
片想い(詩)
僕の言葉は君に届く前に
口から出たとたんに地面に落ちてしまった
それらの言葉は行き交う人たちに踏み潰され、破壊され、風に乗って飛んでいった
僕の言葉はいつも迷子になり、破片となって行き場所を失ってしまう
君のいる場所は遠すぎる
心の距離感と実際の距離には大きな差があり、目の前の君に僕の言葉は届かない
君の中に僕は存在しないのか
僕の勇気が足りないだけなのか
僕は今日も君の学校の校門の影で
君が出てくるのを待っている
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?