Photo by berlick 満員電車(詩) 4 水木三甫 2024年7月22日 08:37 電車が息を吐くように、たくさんの人たちを押し出していく吐いた息を取り戻そうと、今度はたくさんの人たちを吸い込む身動きの取れない体足の場所だけどうにか確保する電車の揺れに合わせて、人たちも波になる次の駅に着くまでの間に、私たちは酸素から二酸化炭素に変わってしまう目的地に着いて、ようやく電車から吐き出され、私も自分の息を吐き出す二酸化炭素だった私は、酸素になるヒマもなく、会社へと向かう ダウンロード copy #詩 #会社 #電車 #満員電車 #二酸化炭素 #酸素 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート